カヌー犬ブックス


日本の小説・随筆(カ行) (全101件)

「昨日のカレー、明日のパン」

著者: 木皿泉
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2013年初版
価格: 500円
状態: A+
▼ 本の紹介 ▼
7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく‥‥ドラマ「すいか」で向田邦子賞、「Q10」「しあわせのカタチ〜脚本家・木皿泉 創作の“世界”」で2年連続ギャラクシー賞優秀賞を受賞している脚本家による連作長篇。他に書き下ろし短編「ひっつき虫」も収録

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「私の東京地図」

著者: 小林信彦
出版社: 筑摩書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2013年初版
価格: 800円
状態: A+
▼ 本の紹介 ▼
「下町に生まれ、和菓子屋の十代目を継ぐべき人間だったが、空襲で焼けだされ、山の手に移り住んだ。それからずっと東京の街を見てきたが、なじみの映画館やレストラン、洋服屋はかなり姿を消し、どんどん変わってゆく。昔の東京はもはや映像や写真の中にしかない。記憶の中にある風景を思い浮かべ、重ね合わせながら歩く。東京の今と昔が交錯するエッセイ集。」(紹介文より)

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「私説東京繁昌記」

著者: 小林信彦
出版社: 中央公論社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1984年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「高度成長の頃、東京中で建設ラッシュという名の町殺しが行われた。その後東京はどんな町になったのだろう。日本橋に生まれ育ち、青山・六本木で青春を過ごした著者が、東京オリンピックを境に急激に変貌を遂げた東京の姿を描いた“極私的東京史”。町歩きには、アラーキーこと荒木経惟氏が同行。」(紹介文より)

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「なんらかの事情」

著者: 岸本佐知子
出版社: 筑摩書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2012年初版
価格: 500円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「聞くたびに変な気持ちになる言葉がある。第23回講談社エッセイ賞受賞『ねにもつタイプ』より6年、待望の最新エッセイ集。」(紹介文より)

【目次より】
「才能」「ダース考」「運」「変化」「物言う物」「応援」「おもなできごと」「D熱」「上映」「マシンの身だしなみ」‥‥など


「さよならなんてこわくない」

著者: 桐島洋子
出版社: 日本交通公社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1977年初版
価格: 1000円
状態: B-
▼ 本の紹介 ▼
さまざまな新しい人々や事物、認識に出会い、また失敗もたくさんしたけれど精いっぱい生きたという30代に「さようなら」を告げるエッセイ集。

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【目次より】
「川は生きている。川の流れ、いのちの流れ」「どうしてあなたは京都へ行くの?」「"旅は道連れ」というけれど」「新婚旅行ってなんなのさ」「パッケイジ・ツアーも料理次第」「限りなく蒼いギリシャの空と海の間で」「新しく、田舎をつくろう」「さよならなんてこわくない。」「愛にまみれるのも孤独に浸るのも同じくらい好き!」「いい女になるためのライセンス」「誰だってひとりでは生きられない」「ガールズ・ビ・アンビシャス!」「女体の美しさをいつまでも護る女に」「「女だから」はもうたくさん!」「それでもあなたは大学へ行くの?」「書物への恋は女を美しくする形」「ヒトラーはこにこいる/左ききの本/映画だけしか頭になかった」「若き実力者たち/ディラン、風を歌う/明治の骨董」「今昔いろはカルタ/日本人の芸談/風土/ヴェロニカのために」「海からの贈物/ギリシャわが愛/定年後」「敬語/失敗しないおしゃれ/兄貴として伝えたいこと」「性の自然革命/あなたはなぜ愛するの/未亡人」「入学しただけでスターきどりとは」「浮わついた。見直しブーム」「スキャンダルでも自己顕示する女」「悪質な男のおしゃべり」「女でよかったと思うこと」「外国語習得だけが夢だなんて」「『三食昼寝族の無責任な顔」「聡明なヒトは料理がうまい」「そんなに急いでどこへ行く?」「女ざかりの美学」「市場は主婦族の鏡」「日本語に寄せる私の愛着が」‥‥など


「ああ。二十五年」

著者: 開高健
出版社: 潮出版
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1983年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「『行動する作家』開高健の活動は小説執筆だけに留まらず、あらゆる事象に目を向け、味わい、解明した。その対象は日本を飛び出し、海外を歴訪。アイヒマン裁判。ベトナム戦争特派。アマゾンで巨魚怪魚に挑み、ベーリング海で巨大オヒョウを釣り上げた数々の釣行‥‥。『裸の王様』で芥川賞を受賞し、本格的に作家活動を開始した一九五八年から八三年までの四半世紀にわたる歩みを九十一編のエッセイで辿る。」(紹介文より)

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「Eの糸切れたり」

著者: 串田孫一
出版社: 時事通信社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1987年初版
価格: 1200円
状態: A+
▼ 本の紹介 ▼
寺田寅彦と杢太郎の日記、唐代懐素の千字文、書と篆刻、自然の美と風景について‥‥。著者が生涯追究した問題が、透徹した文章の中に結晶となって現れてくるエッセイ選

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「半ドンの記憶」

著者: 上林暁
出版社: 集英社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1981年初版
価格: 1200円
状態: A-/函上部シミあり
▼ 本の紹介 ▼
上林暁の29作目の作品で、最後の作品集。「ながく病床にありながら、なお創作への意欲を燃やし続けた作家精神!淡々とした語り口は透明に輝き、人間を、故郷を、そして文学を愛した最晩年の珠玉七編」(帯より)

→このほかに「上林暁」の本があるか調べてみる

【目次より】
「半ドンの記憶」「龍舌蘭」「トンネルの娘」「造り酒屋」「許婚者の死」「非行中学生」「五平餅」


「食卓は笑う」

著者: 開高健
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1983年5刷
価格: 600円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
食通開高健による食卓やお酒の席は楽しくするテーブルを盛り上げるためのジョーク・エッセイ集。柳原良平をはじめ内外の漫画多数

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「そして、人生はつづく」

著者: 川本三郎
出版社: 平凡社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2013年2刷
価格: 800円
状態: A+
▼ 本の紹介 ▼
愛妻を亡くした後のひとり暮らしの家事のこと、震災後に再訪した東北の小さな鉄道の旅のこと、そして3・11と世の中のこと‥‥。静かな老年の日々を綴った「独り居」の日記。

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「ナンセンスの練習」

著者: 草森紳一
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1975年3版
価格: 800円
状態: B-/数ページシミあり
▼ 本の紹介 ▼
草森紳一は婦人画報社の「婦人画報」編集部で伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」などを担当した後、マンガ、広告、写真など当時、文化の周縁とみなされていたジャンルについて多くの著作を残した評論家。この本では「現代詩手帖」や「美術手帖」に掲載された文章をまとめたもの。ビートルズやロバート・キャパ、久生十蘭、フランシス・ベーコン。アンリ・ルッソーなどについて論じている。

【目次より】
「通俗の攻撃」「なんて幸せな御時世だ」「ビートルズと極楽浄土」「傷つくところは夢間と覚ゆ」「畸型の詩心」「行動と写真」「体育館論」「ナンセンスの練習」「な不器用な密林」‥‥など


「ヨーロッパ・二つの窓―トレドとヴェネツィア」

著者: 加藤周一、堀田善衛
出版社: リブロポート
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1986年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
国と国とが地続きのヨーロッパでは、地形や言語・宗教・文化の違いが国境よりも大きな“境界”として人々を隔てている。独立を叫ぶ地方の背景にあるもの、北と南の文化の違い、そして今も生きる中世の影―。永年暮らした経験と、広い視野、深い知識で、ヨーロッパに働く遠心力と求心力を読み解く。

【目次より】
「ヨーロッパの自然」「普遍と孤立の混在」「言語的島の存在」「ゴジックとロマネスク―イール・ド・フランスの役割」「ヨーロッパとキリスト教」「宗派と文化」「北欧三国のヨーロッパへの想い」「私にとってのヨーロッパ」「トレドの地形」「ルネサンス期のトレド」「寛大で文化的なイスラム」「ヴェネツィア・ドルソ・ドゥーロの住まい」「見えないヴェネツィア人」「ヴェネツィアと日本―世界で最も変わる町と変わらない町」「ヴェネツィアの明と暗」「水の都の汚染」「ナポレオンとヨーロッパ―近代国家の成立」‥‥など


「はな子さん、いってらっしゃい」

著者: 如月小春
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1986年5刷
価格: 1000円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
「如月小春が行くところ、一枚のポスターが、レコードが、映画が、本が、小さな動物たちが、旅が、街が、生き生きと時代の物語を語り始める。ニュー・カルチャーの一番星、待望のエッセイ集。」


「大草原に潮騒が聴こえる」

著者: 桐島洋子
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1984年初版
価格: 1000円
状態: B+/献呈署名入り
▼ 本の紹介 ▼
新婚の桐島夫妻とまだ高校生だった長女かれんの3人が、北京からモンゴル、モスクワ、ロンドンまで国際列車で旅をした時の記録。「朝露に濡れた黒すぐりと野趣豊かな馬乳酒を手に北京、モスクワ、ロンドンとユーラシア大陸の壮大で戦慄的な地平線を国際列車で行く古典的大洋行。大陸を空路一飛びするように唐突に結婚してしまった私たちは、今度は大地を踏み固めながらお互いをじっくりと凝視め直し、この結婚をもう一度確かめ合いたいと思ったのである。」(紹介文より)

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【目次より】
「失われた地平線を求めて、待てば鉄路の日和」「太平洋戦争は魔都の枕元で始まった」「上海のジャズは今も見事に生きている」「中国人と大自然との不思議な狎れ合い」「ミグ戦闘機が小鳥のようにじゃれてくる」「国境のソ連兵は自動小銃を構えていきり立つ」「バイカル湖は“世界三大退屈”の一つだ」「特権階級は誇らかに果物の袋を提げる」「オデッサの夜は食事を捨てオペラへ走れ」「アゼルバイジャン号の澪は私の深呼吸」「世紀のいんちきバーテンが作るカクテルの味」「真夜中のヴェニスの伽藍に祝婚歌が響いた」「オリエント急行は大地震の演習か」「ロンドンは地獄の小鬼たちの巣窟」‥‥など


「忍び草」

著者: 川崎長太郎
出版社: 中央公論社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1972年初版
価格: 1000円
状態: B-/函にシミあり
▼ 本の紹介 ▼
川崎長太郎は小田原の魚屋の長男として生まれにもかかわらず、家も継がず文学を志して東京に出るものの、東京での生活に行き詰まり小田原に戻り、37歳の時から20年以上、実家の庭の片隅にある二畳ほどの物置小屋での一人住まい。台所もないため三度の食事は外食(ちらし寿司多し)トイレも公衆便所に行き、外の明るいうちは散策、夜は読書と執筆という生活を送った作家。作品の内容は、どれもその生活ぶりや月に数回の遊郭通いや時折その物置を訪ねてくるファンの女性との関係などをつづった私小説

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「むさし走査線」

著者: かんべむさし
出版社: 奇想天外社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1979年初版
価格: 1000円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
「SF作家がいかなる日常生活をおくり、いかなる頭脳からいかなる発想をひねり出しているかを知りたい方は御一読を。才人・かんべむさしが折に触れて書きしるしたエッセイ・随筆・雑文・戯文を一堂に集め、さらには対談を加えた異色バラエティ・ブック。野次馬的本音を随所に吐露して、世相・風俗・身辺雑記からSF論まで、小説とはひと味ちがった面白さが横溢!」(紹介文より)


「百叩き」

著者: 小島政二郎
出版社: 北洋社
サイズ: 単行本
発行年: 1973年初版
価格: 800円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「なんの権力も持たない我々が悪い奴を捕まえてきて、さも権力を持っているような顔をして、そいつを百叩きに処するところを空想するだけでも、正直な話、楽しいではないか」と、権力を振り回し私腹を肥やすことだけを考え、国民のことをまったく考えない政治家や役人や戦後、物事をいかに簡単に、インスタント済ますようになってしまった戦後派の人々・・・・などについて思うところをつづった随筆集

 →このほかに「小島政二郎」の本があるか調べてみる


「長春五馬路」

著者: 木山捷平
出版社: 筑摩書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1969年2刷
価格: 1200円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
敗戦直後の満州で日本に帰ることもできず、知り合いの朝鮮人の配下でボロ屋をやって生計を立てる主人公の日常を描いた作品。太平洋戦争が終わったといっても、中国では、ソビエト軍が南下し、また中共軍と国府軍による戦闘が行われていたりして、戦況は不安定なのだが、主人公の生活は飄々としてつかみどころがなく、ある意味軽やかで、どこか放浪小説のような雰囲気さえ漂う。

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「知的な痴的な教養講座」

著者: 開高健
出版社: 集英社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1992年12刷
価格: 600円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
酒、食、色、宗教、哲学、ファッション‥‥など、知性と痴性をブレンドし、男の世界の森羅万象を語り尽くしたエッセイ。

【目次より】
「小さな死」「ジョルジュVの廊下」「馬馬虎虎」「遇客婚」「カルマ」「風が吹けば桶屋がもうかる」「変態」「コールド・ターキー」「石斑魚」「地獄」「ピジョン・イングリッシュ」「隣の畑」‥‥など

 →このほかに「開高健」の本があるか調べてみる


「追憶から追憶へ」

著者: 小堀杏奴
出版社: 求龍堂
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1980年初版
価格: 800円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
ヴァイオリニストの林龍作や小説家の太宰治、画家の佐伯祐三などについてつづった随筆


「地獄の映画館」

著者: 小林信彦
出版社: 集英社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1982年初版
価格: 600円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「幅広いジャンルのエッセイやコラムを手がけ、小説家としても著名な小林信彦のエッセイ集。『地獄の読書録』、『地獄の観光船』に続く三部作の映画編。人気連載『はみ出し映画天国』、『上段から〈絶望ギャグ〉まで』、『恋愛映画への正体』等を収録」(紹介文より)

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「どんじり」

著者: 久里洋二
出版社: いんなあとりっぷ社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1991年初版
価格: 1000円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
「いじめられっこで、どんじりでも奇想天外な夢でいっぱい。世界的アニメーターの自伝小説」(帯より)


「パリ五段活用」

著者: 鹿島茂
出版社: 中央公論社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1998年初版
価格: 800円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「食べる・飲む」「歩く」「見る」「買う」‥‥8つの動詞から掘り起こす、時間の中に埋もれた都市の記憶。マリ・アントワネットから現在のパリジェンヌまで、有名無名の様々な人々の記憶を織り込みながらパリは現在の姿となった―時間を遡りながら、過去と現在が混在するパリを歩き、描いたガイドブック。

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「奥付の歳月」

著者: 紀田順一郎
出版社: 筑摩書房
サイズ: 単行本
発行年: 1994年初版
価格: 800円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
砂塵の中の記録/沈黙の海、あるいは海の沈黙/年季の入った本/名画の謎/いぶし銀の魅力/違和感のある記号/カナづかいの名手/天、二物を与えず/訳者のひそかな楽しみ/ペンの四苦八苦/犬とハーモニカ/怪建築の美学 ほか

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「極楽寺門前」

著者: 上林暁
出版社: 筑摩書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1976年初版
価格: 1200円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
本郷菊富士ホテルの近くの旧菊坂町に住んでいた頃に下宿先で一緒だった人たち、本郷菊富士ホテルに宇野浩二に会いに行った時の話を題材にした「菊坂二丁目」「駒込アパートメント」ほか、表題の「極楽寺門前」「黒鱒」「卒業期」「老女物語」「愛の詩集奇譚」を収録した生前最後の創作集


「スキスキ帖」

著者: 後藤繁雄
出版社: アートビートパブリッシャーズ
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2006年初版
価格: 900円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「スキが人間の人生をつくり出すんだよ。独特編集者、後藤繁雄が今もwebで連載中の、きままな散文102本!!後藤繁雄+伊藤桂司のポラコラージュを収録」(帯より)

【目次より】
「石ころ」「夏がくるころ」「鎌倉の近代美術館」「青い時間」「雲の旅」「気持ちのいい場所/葛西臨海公園」「花森安治の表紙絵」「写真がいづこからかやってくる」「たべもの好き(事始め)」「落穂拾い」‥‥など


「椋鳥日記」

著者: 小沼丹
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1974年初版
価格: 1500円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「ライラックの蕾は膨らんでいても外套を着ている人が多い四月末のロンドンに着いた主人公は、赤い二階バスも通る道に面した家に落ち着く。朝早くの馬の蹄の音、酒屋の夫婦、なぜか懐かしい不思議な人物たち。娘や秋山君との外出。さりげない日常の一駒を取りあげ、巧まざるユーモアとペーソスで人生の陰翳を捉え直す、純乎たる感性と知性。ロンドンの街中の“小沼文学の世界”。平林たい子賞受賞」(紹介文より)


「笑う男―道化の現代史」

著者: 小林信彦
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1975年5刷
価格: 1200円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
「すべてを笑え、笑いのめせ!笑う男が歩きはじめるとき、見慣れた世界が一変する。ドタバタからブラック・ユーモアまで志ん生から渥美清にいたる笑いの現代史」(帯より)

【目次より】
「ユーモアは定義できるか」「戦前派のユーモア」「解放と占領」「『おとなの時間』」「明るく荒涼たるユーモア」「アメリカ的喜劇の構造」「日本的喜劇の構造」「風刺とパロディー」「反英雄のユーモア」「ブラックユーモアを超えるもの」‥‥など

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「コラムの饗宴」

著者: 紀田順一郎
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1980年初版
価格: 800円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
「コラムニストとして文筆業のスタートを切った著者の才気溢れる初期のコラム『現代のビジネス案内』、膨大な資料を渉猟して書かれた『こんな作家が生きていた』『近代百年カレンダー』ほか3篇のコラム、そして書き下ろしのコラム論『コラム!コラム!コラム!』を収録」(おびより)

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「百けん先生月を踏む」

著者: 久世光彦
出版社: 朝日新聞社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2006年初版
価格: 800円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
敬愛する作家をモチーフにした作品。借金取りから逃れるために、小田原にあるお寺にに移り居候した内田百けんとその寺の住職たちの日常を描く、話の中では久世光彦による架空の百けん小説も登場する。久世光彦が残した最後の長編小説で、著者急逝のため未完のままとなっている

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