カヌー犬ブックス


イギリス・アメリカ文学(カ行) (全37件)

「アルーア」

著者: リチャード・コールダー(訳:浅倉久志)
出版社: トレヴィル社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1991年初版
価格: 800円
状態: B-
▼ 本の紹介 ▼
1992年ポスト・サイバーパンク長編『デッドガールズ』で広くその名が知られるようになったイギリスのSF作家のデビュー作を含む短編集。機械仕掛けの人形を偏愛する少年の行く末を描いた「トクシーヌ」や生きた培養組織でつくられた服が人間を吸収するという「アルーア」などフェティッシュな作品が収録されている

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「ぬけめのない猫とくらすには」

著者: エリック・ガーニイ(訳:犬養智子)
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1980年9刷
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
猫を飼っているのはあなたなのか、あなたが猫に飼われているのか。人間を手なずける猫たちの、古代エジプトから現代にいたる猫と人間の確執の歴史から猫好き対猫嫌いの章まで。ナンセンスで、しゃれていて、誇り高くて、ずるがしこい、猫の猫的美質をユーモアいっぱいの文と愉快な絵でイキイキと描く。

 →このほかに「エリック・ガーニイ」の本があるか調べてみる

【目次より】
「ぬけめのないねこと人間の歴史」「ねこと人間はこんなふうに暮している」「さて、あなたはねこを飼うことになり‥‥?」「ねこの世話とおしゃれについて」「ねこ好きねこ嫌い」「ねこと仲間のペットたち」「ねこの奇妙なクセ」「とっても有名なぬけめのないねこたち」‥‥など


「八十路から眺めれば」

著者: マルコム・カウリー(訳:小笠原豊樹)
出版社: 草思社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1999年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
五、六十代の「少年少女」にはまだ分からない。老いてみなければ、見えないものがあるのだ。老いの悪徳と美徳、老人だけに許される愉しみ、そして人生の深い味わいを、八十路を迎えた著者が滋味豊かにつづる。深く確かな洞察力と人生経験に裏打ちされた、本物の老人エッセイ

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「草の竪琴」

著者: トルーマン・カポーティ(訳:小林薫)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1971年初版
価格: 700円
状態: B-/背ヤケ
▼ 本の紹介 ▼
1951年に発表されたカポーティの2作目。少年期の体験に基づく自伝的な要素の濃い作品で、南部文学の伝統であるゴシック・ロマンスの影響が大きかったデビュー作「遠い声、遠い部屋」と違い、どちらかというと明るく爽やかな色調が全体を覆っている

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「夜の樹」

著者: トルーマン・カポーティ(訳:瀧口直太郎)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
発行年: 1991年13刷
価格: 700円
状態: B-
▼ 本の紹介 ▼
道化師のアル中男や精神を病んだ女性、コビトのような中年女など、現実と夢の狭間のグロテスクで幻想的な悪夢のようなものから、「クリスマスの思い出」を思わせるようなものなど、それぞれの完成度も高い作品がバランスよく収録されていると思われる短編集

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「夢うつつ ドラッグ・ポエトリー」

著者: ジム・キャロル(訳:大橋悦子)
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本
発行年: 1989年初版
価格: 1000円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
ドラッグのもたらす幻覚をもとにした散文詩「夢うつつの本」をはじめ、「ニューヨーク・シティ・ヴァリエーション」「カリフォルニア・ヴァリエーション」「詩篇1973-1985」を収録

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「ダウンタウン青春日記」

著者: ジム・キャロル(訳:梅沢葉子)
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本
発行年: 1994年初版
価格: 600円
状態: B+/ひもで結んだあとあり
▼ 本の紹介 ▼
ニューヨーク、ダウンウタンでドラッグやパーティに溺れつつ、男の子や女の子と恋をくりかえす日々、そしてそこから抜けだそうとする姿を描く。ジム・キャロルの21歳から23歳までの物語で「マンハッタン少年日記」の続編

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「ジャズ・アネクドーツ」

著者: ビル・クロウ(訳:村上春樹)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2000年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「ベーシストにしてモダン・ジャズ界の語り部のビル・クロウがジャズ・ミュージシャン裏話を集大成。マイルズ・デイヴィスがプロモーターを屈服させた一言、ビリー・ホリデイがバンド・バスの中で大もうけした顛末、ベッシー・スミスが南部でKKK(クー・クラックス・クラン)を撃退した逸話、ルイ・アームストロングがライバルをノックアウトしたエピソードなど、まさしく黄金時代のアネクドーツ(逸話集)」(紹介文より)

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「ユニヴァーサル野球協会」

著者: ロバート・クーヴァー(訳:越川芳明)
出版社: 若林出版
サイズ: 単行本
発行年: 1985年再版
価格: 1000円
状態: B-/カバーすれ
▼ 本の紹介 ▼
パイオニアズのスーパー・ルーキー、デイモンがついに完全試合を達成。スタンドの熱狂は最高潮―だがこれは、冴えない中年会計士ヘンリーの頭の中だけにある架空のプロ野球リーグ、ユニバァーサル野球協会の話。まじめ一筋の彼の唯一の趣味が、この精緻きわまる野球ゲームなのだ。しかし、そこで起きた大事件がヘンリーの人生を狂わせはじめる‥‥。愛と優しさに満ちた現代のおとぎ話

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「トランペット」

著者: ジャッキー・ケイ(訳:中村和恵)
出版社: 岩波書店
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2016年初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
今を生きるスコットランド人作家の小説。 ジャズトランペット奏者だった主人公が亡くなり、遺体から、生涯男装を貫いた女性だったことが明らかになる。30年以上の間、夫婦の寝室を共にし、毎朝パートナーの胸に2本の包帯を巻いた妻。反抗しつつも父親を崇拝し、秘密を知らされていなかった養子の息子。そのほか、医者、年老いた母親、昔の同級生、ジャーナリストなどさまざまな人々の胸中が明かされる‥‥実話にモデルをとった物語

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「ホット・ジャズ・トリオ」

著者: ウィリアム・コツウィンクル(訳:橋本槙矩)
出版社: 福武書店
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1991年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ウィリアム・コツウィンクルは、1977年『ドクター・ラット』で世界幻想文学大賞を受賞、映画『E.T.』のノベライゼーションも手掛けている幻想文学作家。モンパルナス華やかしころのパリ。奇術師の主人公は、あるとき箱を使った消失マジックでアシスタントが本当に消えてしまう。困りはてたルブランは、ホット・ジャズ・トリオ(ジャンゴ、アルゴス、無国籍のサックス奏者)と、詩人のジャン・コクトーの手を借りて、探索をはじめるという「ジャンゴ・ラインハルトのブルース」のほか全3編を収録

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「ぬけめのない猫の大行進」

著者: エリック・ガーニイ(訳:犬養智子)
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1979年初版
価格: 900円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「『ぬけめのない猫とくらすには』ですっかりおなじみになった漫画家ガーニイさんが、待望の続篇をとどけてくれた。愛らしくも、にっくき猫たちと、平和な日々をおくるための秘訣を、思わず吹きだしたくなる絵で、しっかりと教えてくれる。猫に飼われているあなたに、これから猫とつきあいたいと考えているあなたに贈る。最高におもしろい猫絵本。」(紹介文より)

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「ほんものの魔法使」

著者: ポール・ギャリコ(訳:矢川澄子)
出版社: 大和書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1976年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「魔術師――時に奇術師や手品師とも呼ばれる人々が住まう都市マジェイア。偉大なる魔術師の娘ながら周囲からできそこない扱いされていた少女ジェインの前に、ある日ふしぎな青年があらわれる。ものいう犬モプシーとはるばる山のむこうから旅してきたという彼は、魔術師ながら肩書きのない“ただのアダム”と名乗る。魔術師名匠組合への加入を希望するアダムのために、ジェインは助手となって審査会に臨むことに。そこで彼女が目の当たりにしたのは、種も仕掛けもない“ほんものの魔法”だった」(紹介文より)

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「ゴールデン・ピープル」

著者: ポール・ギャリコ(訳:常盤新平)
出版社: 王国社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1987年初版
価格: 600円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
ベーブ・ルース(本塁打王)、ボブ・ジョーンズ(ゴルフ大魔術師)、ジャック・デンプシー(ボクサー)、ジーン・タニー(ボクサー)、タイ・カップ(盗塁王)・・・・など、アメリカンスポーツの黄金時代を築いた英雄たちの生涯の栄光と時代の歓声を描いたノンフィクション

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「ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち」

著者: ダグラス・クープランド(訳:黒丸尚)
出版社: 角川書店
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1992年初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
ビジネス・エリートたちの拝金主義にうんざりし、都会を逃げ出した男女三人。砂漠のバンガローで独立した暮らしを始めた彼らは、自分たちの人生の価値を発見する。20世紀の終わりの、そして新しい次の1000年の始まりの世代―ジェネレーションX。その精神的生活を完璧にとらえたロードノベル

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「巡礼者たち」

著者: エリザベス・ギルバート(訳:岩本正恵)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1999年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
パリス・レヴュウ新人賞他の文学賞を獲得、ノミネートし、いきなり脚光を浴びた期待の新人作家のデビュー短篇小説集。カウボーイの逞しい男、多感な十代の娘、友人の姉と恋におちる15歳の少年、泥棒を殺害した移民と奇術師・・・・など、表舞台とは無縁の人々に訪れる人生の一瞬を描く

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「最終目的地」

著者: ピーター・キャメロン(訳:岩本正恵)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2009年初版
価格: 1200円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「南米ウルグアイの人里離れた邸宅に暮らす、自殺した作家の妻、作家の愛人と小さな娘、作家の兄とその恋人である青年。ナチスの迫害を逃れてきた先代が、ドイツ風の屋敷をたてたこの場所で、人生を断念したかのように静かな暮らしが営まれていた。そこへ突然、作家の伝記を書こうというアメリカの大学院生がやってくる。思いがけない波紋がよびさます、封印した記憶、あきらめたはずの愛―。全篇にちりばめられたユーモアと陰翳に富む人物像、それぞれの人生を肯定する作者のまなざしが、深く暖かな読後感をもたらす。英国古典小説の味わいをもつ、アメリカの傑作小説。」(紹介文より)

 →このほかに「ピーター・キャメロン」の本があるか調べてみる


「地下街の人びと」

著者: ジャック・ケラワック(訳:古沢安二郎)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
発行年: 1990年8刷
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ぼくは美しい黒人マードゥに夢中だ。最初にぼくらが寝たのは、チャーリー・パーカーを聴いたシスコの暑い夜で、それから二カ月、ぼくらは毎晩、酒やドラッグやセックスに酩酊していた・・・・。「路上」「禅ヒッピー」に続いて1958年に発表された作品

 →このほかに「ジャック・ケルアック」の本があるか調べてみる


「不思議の国のアリス」

著者: ルイス・キャロル、絵:チャールズ・ロビンソン(訳:福島正実)
出版社: 立風書房
サイズ: 23×19cm(ハードカバー)
発行年: 1982年初版
価格: 1500円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ジョン・テニエルの挿絵が有名ですが、これは1907年にチャールズ・ロビンソンの挿絵で出版されたものを翻訳した本。モデルとなったアリス・リデルのイメージに近く、おかっぱ頭で描かれている。チャールズ・ロビンソンは、スティーブンソンの「宝島」や「秘密の花園」「グリム童話」など装丁やカバーデザインも含め100種を超える本を手がけている挿絵画家。装丁:田名網敬一


「ブロードウェイ大通り」

著者: ニック・コーン(訳:古草秀子訳、渡会和子)
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1995年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
世界一有名なストリート、ブロードウェイの知られざる素顔を描いた異色ノンフィクション。美しき異性装者、ソ連移民のキャブ・ドライバー、ホームレスの哲学者‥‥魅惑と狂気の彷徨記。

 →このほかに「ニック・コーン」の本があるか調べてみる

【目次より】
「ブロードウェイの案内人」「自由の使徒」「ボウリング・グリーンの追憶」「ホテル・ムースの夜は更けて」「ウォール街の戦士たち」「ボクサーの衣装部屋」「タマニー・ホールの支配者」「仮面のコックサッカー」「センター通りの裁判所で」「チャイナタウンのマッサージ師」‥‥など


「アレン・ギンズバーグ詩集」

著者: アレン・ギンズバーグ(訳編:諏訪優)
出版社: 思潮社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1966年2刷
価格: 800円
状態: B-
▼ 本の紹介 ▼
「虚ろな鑑」「吠える、その他の詩編」「カディッシュ、その他の詩編」「リアリティ・サンドイチエズ」といったギンズバーグの作品から、諏訪優による選りすぐりの作品を収録

 →このほかに「ギンズバーグ」の本があるか調べてみる


「パニックの手―ジョナサン・キャロル短編集〈1〉」

著者: ジョナサン・キャロル(訳:浅羽莢子)
出版社: 早川書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1996初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
ジョナサン・キャロルは、ニューヨーク生まれでウィーン在住のファンタジー作家、ホラー作家である。メタ・フィクション的なダーク・ファンタジーの作品が多い。黄昏の列車のなかで、ぼくは目を瞠るほど美しい親子と同席になった。妖艶で饒舌な母親と、うまく舌が回らず涙ぐむ娘。だが母親が急にぼくを誘惑しはじめ、逃げようとしたとたん、「いか、か、か、かないで、お願い!」娘が腕にかじりついてきた‥‥。物語に潜む“魔”が筆舌に尽くしがたい余韻を残す表題作をはじめ、世界幻想文学大賞受賞作「友の最良の人間」など全11編を収録

 →このほかに「ジョナサン・キャロル」の本があるか調べてみる


「黒いカクテル―ジョナサン・キャロル短編集〈2〉」

著者: ジョナサン・キャロル(訳:浅羽莢子)
出版社: 早川書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1997初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
ジョナサン・キャロルは、ニューヨーク生まれでウィーン在住のファンタジー作家、ホラー作家である。メタ・フィクション的なダーク・ファンタジーの作品が多い。この本では、世の中には、どんな些細な出来事も、語り口ひとつで冒険や、心臓へのひと太刀に変えられる、すばらしい能力を持つ人がいる‥‥こう語り出され、子供のころ、いじめられっ子の彼を常に助けてくれた不良少年。だがその“救い主”は、二十年たったいまでも十五歳のままだったという表題作に「くたびれた天使」など全9編収録。

 →このほかに「ジョナサン・キャロル」の本があるか調べてみる


「「ニューヨーカー」物語―ロスとショーンと愉快な仲間たち」

著者: ブレンダン・ギル(訳:常盤新平)
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1985年初版
価格: 1500円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
初代編集長のハロルド・ロスと2代目編集長のウィリアム・ショーンを中心とした雑誌『ニューヨーカー』物語。雑誌『ニューヨーカー』創刊50周年にあたる1975年に出版され、全米ベストセラーになった


「真夏の航海」

著者: トルーマン・カポーティ(訳:安西水丸)
出版社: ランダムハウス講談社
サイズ: 単行本
発行年: 2006年初版
価格: 500円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
2004年11月「冷血」の成功で富を手にしたカポーティが、ブルックリンにある古いアパートを引き払った際、残していった荷物のなかから発見された幻のデビュー作。59丁目を右に曲がり、車は横滑りにクイーンズボロー橋を暴走した。橋の下では船のサイレンがむなしく響いていた‥‥。グレディ17歳。ニューヨークを無軌道に疾走する危険なラブ・ストーリー


「アメリカの中国人」

著者: M.H.キングストン(訳:藤本和子)
出版社: 晶文社
サイズ: 単行本
発行年: 1983年初版
価格: 2500円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
アメリカおけるアジア系アメリカ文学の代表作、「チャイナタウンの女武者」でデビューした著者の二作目。当時「金山」と呼ばれたアメリカを目指して海を渡った中国系アメリカ人たちの物語。伝統が重んじられ、女の子が軽んじられる中国と、そして自由・平等という建て前の元、市民を「一級/二級」に選別するアメリカの規範のあいだ揺れ動く苦悩を描く


「我が町、ぼくを呼ぶ声」

著者: ウィリアム・ゴールディング(訳:井出弘之)
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
発行年: 1980年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「蝿の王」で知られ、1983年にはノーベル文学賞を受賞した著者の1967年の作品。イギリスの田舎町の人々の生態を具体的に明確な輪郭をもって描き、そこを脱出した主人公が、遠く離れてもその町のモラルから逃れられないという苦悩を描く


「この世の果ての家」

著者: マイケル・カミンガム(訳:飛田野裕子)
出版社: 角川書店
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1991年初版
価格: 1000円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
「幼くして何かを失い、孤独を抱えて育ったボビーとジョナサン。二人は出会い、親友となる。結ばれた強い絆は、互いの家族を癒し、そして傷つけ、時と共にみな離れ離れになっていく。時を経て再会した二人は、年上の女性クレアを交えて共同生活を始める。新たに築かれた奇妙な絆―だが、幸福とはほど遠い。そんななか、三人に子供が生まれる。かけがえのない家族の日々が、ようやく、彼らに訪れようとしていた…。かつてない繊細で詩的な描写と圧倒的なストーリーテリングで、その才能を高く評価されたマイケル・カニンガム・十四ヶ国で翻訳された、代表的傑作。」(紹介文より)


「宮殿泥棒」

著者: イーサン・ケイニン(訳:柴田元幸)
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1997年初版
価格: 600円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
努力家タイプの謹厳実直な中年会計士、天才的な兄と比較される凡庸な弟、かつては劣等生でいまや産業界の大立者になった元教え子に翻弄される老いた高校教師・・・・。普段あまり脚光をあびることのない優等生たちのほろ苦人生を、親身にやさしく、絶妙な筆運びで描いた珠玉の中篇集


「もつれっ話」

著者: ルイス・キャロル(訳:柳瀬尚紀)
出版社: れんが書房
サイズ: 単行本
発行年: 1978年4刷
価格: 700円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
「高名な童話作家、ルイス・キャロルは、一方でオックスフォード大学の講師に弱冠23才で就任するほどの数学者でもあった。そのキャロルが、数学者としての一面をいかんなく発揮したのが本書である。奇抜で楽しく数頓狂なキャロルランドの住人たちを次つぎに登場させ、もつれにもつれた数学的パズルを仕掛ける。このもつれ目を解くべく集った迷答、珍答、怪答の数々。さて正解は?読者の知性を刺激するハイセンスな、コント・パズルの本」


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