イギリス・アメリカ文学(タ行) (全18件)
「やし酒飲み」
著者: | エイモス・チュツオーラ(訳:土屋哲) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1984年9刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ここはアフリカの底なしの森。10歳の頃からやし酒を飲むことしか能のない男が、死んだやし酒づくりの名人をとりもどしに「死者の町」への旅に出る。頭蓋骨だけの奇怪な生き物。地をはう巨大な魚。指から生まれた凶暴な赤ん坊。後ろ向きに歩く死者の群れ…。幽鬼が妖しくゆきかう森を、ジュジュの力で変幻自在に姿をかえてさまよう、やし酒飲みの奇想天外な大冒険」
→このほかに「エイモス・チュツオーラ」の本があるか調べてみる |
「なんといったって猫」
著者: | ドリス・レッシング(訳:深町真理子) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1980年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「なぜ猫なのかって?だがそれを考えるまえに、この長い長い年月をどこまで思いかえしてみても、わたしの生活には、猫がいたのだ。彼らは、いつも、そこに、とにかく、いたのだ。好きなのかって?嫌いなのかって?そんなことはわたしには関係ない。わかっているのは、猫のいない人生を私は生きたことがない、それだけだ――この本を読んだら、誰れでも猫が飼いたくなる!」(カバー裏紹介文より)
→このほかに「ドリス・レッシング」の本があるか調べてみる |
「仔犬のローヴァーの冒険」
著者: | J.R.R.トルーキン(訳:山本史郎) | |
出版社: | 原書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1999年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「指輪物語」を発表する以前に、トールキンが、4歳の息子のために作った物語。魔法使いに鉛のおもちゃに変えられてしまった子犬のローヴァーは、おもちゃ屋の店先で少年に買われてしまう。しかし少年のポケットからうまく逃れた彼は、なんとか元の子犬に戻ろうと、魔法使いを探し求めて旅立つ。月の世界や海の底、途方もない冒険にでる
→このほかに「トルーキン」の本があるか調べてみる |
「図書館司書と不死の猫」
著者: | リン・トラス(訳:玉木亨) | |
出版社: | 東京創元社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2019年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「元・図書館司書のわたしは海辺のコテージで休暇をすごしていた。そのメールを読んだのは退屈した嵐の晩のこと。添付のフォルダには、1匹の猫にまつわる信じがたい情報がおさめられていた。猫は人間の言葉をしゃべり、自らの数奇な半生を語っていた――本を愛し、へらず口をたたき、永劫の命をもつ猫。その周囲の人間を襲う謎の死。好奇心に駆られ、調査に乗り出したわたしを待ち受けるものとは? ブラックな微笑を誘う、奇妙な物語」(紹介文より)
→このほかに「リン・トラス」の本があるか調べてみる |
「みんなバーに帰る」
著者: | パトリック・デウィット(訳:茂木健) | |
出版社: | 東京創元社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2015年初版 | |
価格: | 900円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「きみはどこまで落ちていくのか?夜ごとハリウッドの場末のバーに集結する、ありとあらゆる種類のダメなひとびと。ウイスキー、テキーラ、ビールにコカインが乱舞する夜が明け、そしてまた夜が訪れる…。乾いた筆致で容赦なく活写する、酒に踊り、酒に溺れるひとびとの酔態、痴態、狂態。『シスターズ・ブラザーズ』が話題を呼んだ鬼才の驚嘆のデビュー作にして、泥酔文学の金字塔」(紹介文より)
→このほかに「パトリック・デウィット」の本があるか調べてみる |
「書物憂楽帖―オール・アバウト・ブックス」
著者: | ジェラルド・ドナルドソン(訳:加島祥造) | |
出版社: | TBSブリタニカ | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1983年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「本の雑談百科。書物をめぐる珍談綺談集。」(帯より)「この本には書物に関するかずかずの話題が集められているが、そのほとんどが日本の読者にとって珍しいものばかりで、気の向くままに読んでもなかなか楽しめるが、各章はそれぞれの主題をもっていて、いつしか読者は西洋の書物史を概観できるようになっている」(あとがきより)
→このほかに「ジェラルド・ドナルドソン」の本があるか調べてみる 【目次より】 「製本を語る」「書物を解剖する」「本についての挿話」「本で災厄を蒙る話」「書物の敵」「書物を愛する人に」「書痴百態」「蔵書票」‥‥など |
「ブックストア―ニューヨークで最も愛された書店」
著者: | リン・ティルマン(訳:宮家あゆみ) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2003年3刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
個性的な品揃えと家庭的な雰囲気で多くの文化人達に親しまれた書店「ブックス・アンド・カンパニー」の78年から97年まで約20年間にわたる軌跡を、店主であるジャネット・ワトソンと、そこで働いていた店員、顧客である作家たちの証言をもとにして振り返るノンフィクション。ウディ・アレンが序文を寄せ、ポール・オースター、スーザン・ソンタグら本を愛してやまない人々の証言も収録
→このほかに「リン・ティルマン」の本があるか調べてみる |
「戦争が終り、世界の終りが始まった」
著者: | フィリップ・K・ディック(訳:飯田隆昭) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1985年 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
原題は「いんちき芸術家の告白」となっており、その“いんちき芸術家”と言われているジャックとその妹のフェイ、その旦那のチャーリー、そして近所に引っ越してきたフェイの浮気相手のネーサンの4人によって、状況が語られていくという形式の物語。
→このほかに「フィリップ・K・ディック」の本があるか調べてみる |
「ブルーミング」
著者: | スーザン・アレン・トウス(訳:斎藤英治) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1999年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「50年代アイオワ。居眠りしているようなスモールタウン。親密な空気にすっぽり包まれたこの町が、少女のわたしをゆっくり大人へと育んでくれた。パジャマ・パーティでの内緒話、ダンス会のあとの虚脱感、親友選びの残酷さ、もどかしい恋のプロセス…。やがて卒業のときが訪れると、仲間たちは一人また一人と町を去り、いつしかちりぢりになっていった。―思春期の感情と風俗を丹念に掘り起こし、読者の追憶を誘わずにはおかないヴィヴィッドな回想録」
→このほかに「マリアンヌ・クローニン」の本があるか調べてみる |
「シルクロード」
著者: | キャサリン・デイヴィス(訳:久保美代子) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2021年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ラビリンスの奥深く、香の匂いが立ち込める部屋で、ジー・ムーンが導くヨガクラスが行われている。参加者は、天文学者、記録保管人、植物学者、守護者、位相幾何学者、地理学者、氷屋、コック。彼らは屍のポーズをとりながら、それぞれの過去をめぐる旅に出る‥‥」(紹介文より)
|
「マーク・トウェイン動物園」
著者: | マーク・トウェイン、編集:マックスウェル・ガイスマー、イラスト:ジャン・クロード・スワレス(訳:須山静夫) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1987年7刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「トム・ソーヤーやハック・フィンだけが、マーク・トウェインの世界の主人公ではない。じつに自由に、じつに生き生きと、彼の王国を動きまわったものたちがいる。犬を投げとばした蚊がいる。ジャンプ競争のチャンピオン蛙がいる。イモムシは木になった。長靴を盗んだクモもいる。もっともっと、いる。アリ。ハチ。ネズミ。ロバ。ラクダ。ゾウ。ゴリラ。フクロウ。カラス、エトセトラ、エトセトラ。ちょっとヘンな連中の、大いにヘンなこの生きかた!」(カバー裏紹介文より)
|
「ニューヨーク市貯水場」
著者: | E.L.ドクトロウ(訳:中野恵津子) | |
出版社: | 文藝春秋 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1997年 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1871年のニューヨークを舞台に本来ならば社会的な大問題になるような事件が起きるが、いろいろあり闇に葬られます。そして1911年当時のことを知る「私」が振り返りながら事件のことを語るというストーリー
|
「ひとりぼっち」
著者: | ジョン・ロウ・タウンゼンド(訳:神宮輝夫) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1988年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「少年ダンは11歳。やせっぽちで茶色い瞳、頭にはハンチング。坂と運河の町シティ・ヒルを、今日もうっとりした目で歩いている。彼はいつも夢見ていた―ハンサムなパパ、すてきなママ、かわいい妹、これがぼくの家族―。しかしある日、ダンは思いもかけないことを耳にした。「ぼくの今のパパは本当のパパじゃない!」1920年代のイギリスを舞台に、家族を求めてたった一人で生きる少年の心の成長を力づよく描く、もう一つの「ジャングル街ストーリー」(紹介文より)
|
「碾臼」
著者: | マーガレット・ドラブル(訳:小野寺健) | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1971年4版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
たった一回寝たきりという体験で思いがけなく妊娠してしまった未婚の女性ロザマンドは、うろたえながらも父親が誰であるのか誰にも明かさずに、結局ひとりで子供を産み、育てる決意をする
|
「キス・キス」
著者: | ロアルド・ダール(訳:開高健) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1968年5版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
子供向けの「チョコレート工場の秘密」や「あなたに似た人」などの作品で有名な短編小説の名手による残酷で、皮肉で、薄らつめたく、透明で、シニカル、そして以上にソフィストケートされた短編集
→このほかに「ロアルド・ダール」の本があるか調べてみる |
「マーロウ最後の事件」
著者: | レイモンド・チャンドラー(訳:稲葉明雄) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 500円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「組織vsフィリップ・マーロウ。差出人不明の小包の中には尖った鉛筆が一本。それがマーロウへの死の宣告だった。ロサンジェルスを舞台に孤独な名探偵の活躍を描くハードボイルド・ミステリー傑作集。書き下ろし解説30枚を付し、チャンドラー文学の精髄を決定訳で贈る」(帯より)
|
「顔のない博物館」
著者: | フィリップ.K.ディック(訳:仁賀克雄) | |
出版社: | 北宋社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1983年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
フィリップ.K.ディックの初期の作品を収録した短篇集
【収録作品】 「パパそっくり」「フォスター、お前は死んでいるところだぞ」「ドアの向うで」「ハンギング・ストレンジャー」「消耗品」「根気のよい蛙」「よいカモ」「干渉者」「廃品博物館」「萎びたリンゴ」「小人の王」 |
「セルビアの白鷲」
著者: | ロレンス・ダレル(訳:山崎勉) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1977年6刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B/小口にしみあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
スターリンの決裂直前の旧ユーゴスラビアを舞台とし、ゲリラと政府軍の間で暗躍する英国スパイの冒険物語
|