イタリア文学 (全21件)
「女が嘘をつくとき」
著者: | リュドミラ・ウリツカヤ(訳:沼野恭子) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2012年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「彼女が語った波瀾万丈の生いたちが、全くの嘘だったとしたら!もう一人の自分の物語を生きる女たちの、面白く哀しく、ときに微笑ましい人生。六篇の連作短篇集。」(紹介文より)
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「時は老いをいそぐ」
著者: | アントニオ・タブッキ(訳:和田忠彦) | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2012年初版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
東欧の元諜報部員、国連平和維持軍の被曝した兵士、ハンガリー動乱で対峙した二人の将軍、古びた建物を駆け抜ける不思議な風の歌‥‥など、ベルリンの壁崩壊後、黄昏ゆくヨーロッパで自らの記憶と共に生きる人々を静謐な筆致で描いた短篇集
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「靴ひも」
著者: | ドメニコ・スタルノーネ(訳:関口英子) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2019年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「荒らされた家、消えた猫……本当に失ったものは何だったのか。ふたりの子どもと妻を残して、夫は若い女と暮らすために家を出た。四十年前の危機を、乗り越えてきたはずの家族。彼らを繋ぎ留めていた紐帯は、留守宅を襲う何者かによって、ぷつりと断たれた――。ジュンパ・ラヒリが惚れ込んで英訳し、全米で絶賛された家族小説。」(紹介文より)
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「無関心な人々」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:大久保昭雄) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1966年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
20世紀を代表する作家モラヴィアのデビュー作。出版と同時に、イタリア文壇未曾有といわれる反響を呼び、一般読者からも熱狂と興奮とで迎えられた。だが、この作品は、一部の顰蹙と反感をも買い、のちにカトリック教会によって禁書とされた。主人公の青年ミケーレは、自分をとりまく現実と自分とのずれを意識している。が、あらゆる行為に情熱が持てず、周囲に対して徹底した無関心におちこんでゆく‥‥
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「パラダイス」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:大久保昭男) | |
出版社: | 角川書店 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1972年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ダンテの「神曲」の「地獄篇」を意識して書かれた、主人公がすべて女性の34篇から成る作品集。主人公の女性たちは、企業家の妻であり、弁護士であり、また若く美しいローマのブルジョアジーの女たちであるが、彼らの表情で共通するのは倦怠であり、タイトルに反して描かれているのはむしろ現代社会の「地獄篇」と考えられる
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「小さな本の数奇な運命」
著者: | アンドレーア・ケルバーケル(訳:望月紀子) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2004年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
本が自らの人生を語る。一冊の本が、古書店の片隅で買い手が現れるのを待っている。ヴァカンスまでに売れなければ廃棄処分、と宣告されて。ちょっと身につまされる本の独白。60年前、新刊書店に並んだときの晴れがましさ。初めて女性の手でページをめくられたとき。本棚の隣人たち。売れる本への嫉妬。リサイクルされて段ボールになる恐怖「本の国」イタリア生まれの知的で洒落たフィクション
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「月とかがり火」
著者: | チェーザレ・パヴェーゼ(訳:米川良夫) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1966年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
イタリアの詩人で作家による最後の長編小説。故郷を持たバードマンない私生児の主人公の帰郷である北イタリア山間部の寒村に20年ぶりに帰郷する。ファシスト政権後当時の一寒村の人々の暮らしや戦争の後で混乱した思想を描き、丘の上の故郷、幼年時代の追憶、もっとも孤独な魂―パヴェーゼのすべてが結実した作品
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「ある家族の会話」
著者: | ナタリア・ギンズブルグ(須賀敦子) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1992年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B-/カバーイタミあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
反ファシストの夫と共に流刑となり、流刑地で処女作を出版したイタリアを代表する女流作家の自伝的小説。北イタリアを舞台に、迫りくるファシズムの嵐にほんろうされる心優しくも知的で自由な雰囲気にあふれた家族の姿が、末娘の素直な目を通して描かれる
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「戦場の一年」
著者: | エミリオ・ルッス(訳:柴野均) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2001年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「第一次大戦、オーストリア国境のイタリア軍。はてしない塹壕戦の中、無謀な作戦にも使命感に燃え、戦闘に立ち向かう兵士たち。戦争の悲惨さをあますことなく描いた戦争文学の傑作。」(紹介文)
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「独りごとのように」
著者: | スザンナ・タマーロ(訳:泉典子) | |
出版社: | 草思社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1996年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「いつだったか、気がついたら僕は孤児になっていた」 祖母と曾祖母と暮らしていた少年は、15歳で家を飛び出し、伯父のいるアメリカ目指してスリリングな旅を始める。ファンタジックで軽快なタマーロのデビュー作
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「女性諸君!」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:千種堅) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1981年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「女ごころの展覧会!世の女たちは家庭で、仕事場で、何を想い、何を考えているのか?エスプリあふれる30のショート・ストーリーで繰り広げる文豪モラヴィアの女性学百科」(帯より)
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「軽蔑」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:大久保昭男) | |
出版社: | 至誠堂 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1964年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「あなたの心に、それとなく愛への不審の念がしのびこんできたことはないだろうか−このとらえがたい疎外感を、彫琢された文章と洗練された手法で描く」(帯より)1963年にゴダール監督によって映画化された
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「眠くて死にそうな勇敢な消防士―モラヴィア動物寓話集」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:千種堅) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1984年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「何十億年もの昔、動物たちの世界では信じられないことが起きていた!文豪自ら楽しんで創作した大人のための童話集」(帯より)
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「赤と青 ローマの教室でぼくらは」
著者: | マルコ・ロドリ(訳:岡本太郎) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2014年初版 | |
価格: | 900円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「小説家・詩人として活躍するマルコ・ロドリは、ローマ郊外の高校で国語教師として30 年にわたって教鞭をとっている。決して恵まれた環境とは言えず、時にひどく過酷な教育現場。学習意欲が望めず、将来への展望を持てない生徒たち。近年増加しつつあるいじめ。学校をも蝕む麻薬問題。移民や差別、貧困、落第……。学校社会で起こる様々な問題に対し、作家ならではのすぐれた洞察力で時に温かく、時にきびしい眼差しを向ける。教育本来の理想と現実とのギャップに葛藤しつつも、生徒たちと心がふれあう瞬間を信じて奮闘する日々をつづった心温まるエッセイ集。」(紹介文より)
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「視る男」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:千種堅) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1986年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
覗き趣味>の男を主人公に核の恐怖とセックスを描いた長篇。妻と父親との三角関係、核をめぐる父親との対立を通して、世界の終末を予見するとともに、女性性器と核分裂を結びつけるなど露骨なセックス描写が話題となった
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「ローマの物語」
著者: | アルベルト・モラヴィア(訳:米川良夫) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1972年3刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「第二次世界大戦後の変動期にローマの下町に生きる民衆の哀歓こもごもの人生模様を巧みな筆致で描く――ではまた、さようなら など19編」(帯より)
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「レ・コスミコミケ」
著者: | イタロ・カルヴィーノ(訳:米川良夫) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1979年再版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | B/背ヤケ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「いまや遠くにある月が、まだはしごで昇れるほど近くにあった頃の切ない恋物語「月の距離」。誰もかれもが一点に集まって暮らしていた古き良き時代に想いをはせる「ただ一点に」。なかなか陸に上がろうとしない頑固な魚類の親戚との思い出を綴る「水に生きる叔父」など、宇宙の始まりから生きつづける老人を語り部に、自由奔放なイマジネーションで世界文学をリードした著者がユーモアたっぷりに描く12の奇想短篇」
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「魔法の庭」
著者: | イタロ・カルヴィーノ(訳:和田忠彦) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1998年7刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+/背少しヤケあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「木のぼり男爵」
著者: | イタロ・カルヴィーノ(訳:米川良夫) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「われらが祖先」と題された寓話三部作のひとつ。イタリアの男爵家の子息が12歳のある日、カタツムリ料理を拒否して木に登った。それ以来、恋も冒険も革命もすべてが樹の上で行われるという奇想天外なファンタジー
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「まっぷたつの子爵」
著者: | イタロ・カルヴィーノ(訳:川島英昭) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1992年22刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「メダルド子爵は、戦争で敵の砲弾をあび、まっぷたつにふっとんだ。左右べつべつに故郷の村にもどった子爵がまきおこす奇想天外な事件のかずかず…。イタリア文学が生んだもっとも面白い物語として読みつがれる、スリリングな傑作メルヘン」
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「不在の騎士」
著者: | イタロ・カルヴィーノ(訳:米川良夫) | |
出版社: | 図書刊行会 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1989年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
勇猛果敢だがあまりに融通のきかない勤務ぶりで武将たちのきらわれもの、しかも鎧の中身は空っぽの騎士が、自分の騎士としての証をたてんと15年前に助けた処女ソフローニアを求めて遍歴の旅にでるという話。「木のぼり男爵」、「不在の騎士」と「我々の先祖」三部作を構成する一冊
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