フランス文学 (全81件)
「ある青春」
著者: | パトリック・モディアノ(訳:野村圭介) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1983年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「さようなら、シトロエンDS19! パリのサン・ラザール駅で出会った恋人同士は、十代最後の日々、夢を追いつつ「大人の事情」に転がされていたが‥‥。ノーベル文学賞作家による青春小説。」(紹介文より)
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「花のノートルダム」
著者: | ジャン・ジュネ(訳:堀口大學) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1963年5刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1942年に刑務所内で書かれたジャン・ジュネの小説作品のデビュー作。聖と俗、美と醜、善と悪反転されることにより、少年として生まれ、受け身の男娼として生き、中年女性として死んだディビーヌのすべてを描いた傑作
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「幻のイマージュ」
著者: | エルヴェ・ギベール(訳:堀江敏幸) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1995年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「赤い帽子の男」「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」といった作品で知られ、写真家でもあった作者が、、写真を軸に素顔の自分。家族、幼年時代、初恋、同性愛‥‥などについてつづった64の章からなるエッセイ集
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「泥棒日記」
著者: | ジャン・ジュネ(訳:朝吹三吉) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1990年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「言語の力によって現実世界の価値をことごとく転倒させ、幻想と夢魔のイメージで描き出される壮麗な倒錯の世界。――裏切り、盗み、乞食、男色。父なし子として生れ、母にも捨てられ、泥棒をしながらヨーロッパ各地を放浪し、前半生のほとんどを牢獄におくったジュネ。終身禁固となるところをサルトルらの運動によって特赦を受けた怪物作家の、もっとも自伝的な色彩の濃い代表作。」(紹介文より)
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「雲の人びと」
著者: | ジェミア・ル・クレジオ、J.M.G.ル・クレジオ(訳:村野美優) | |
出版社: | 思潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2012年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「砂漠の民だけが知っている―。ノーベル文学賞作家ル・クレジオが妻ジェミアとともに砂漠へと旅立つ。それは人類の起源をめぐる旅でもある。美しい写真とともに織りなされる詩的紀行文。」(紹介文より)
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「語る女たち」
著者: | マルグリット・デュラス、グザビエル・ゴーチェ(訳:田中倫郎) | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 800円 [Sold Out] | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
デュラスとゴーチェの二人の女性が現代の社会と女と男を痛烈に指弾する対談集。グザビエル・ゴーチェはパリ大学の講師でもあり「シュルレアリスムと性」などいった評論も出している。ゴーチェとという好伴侶を得たデュラスは自らの生活・恋愛・性・政治・文学・映画など、作品・生活の両面にかかわる内幕を打ち明けている
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「プチ・ニコラ(正続)」
著者: | 文:ゴシニ、絵:サンペ(訳:笹本孝) | |
出版社: | 牧神社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 正:1973年初版、続:1974年初版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | 正:B-、続:B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1959年からルネ・ゴシニとジャン=ジャック・サンぺによって発表されたシリーズ。素朴で質問好きでおしゃべりな小学生ニコラとその一団が繰り広げるいたずらのオンパレード
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「作家の誕生 ヘンリー・ミラー」
著者: | ブラッサイ(訳:飯島耕一、釜山健) | |
出版社: | みすず書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「1930年、パリにやって来て間もないヘンリー・ミラーと、写真家ブラッサイはモンパルナスで出会い、友情を結ぶ。以後長い歳月と距離をへだてても変ることのない堅いつながりだった。最初の出会いで、アメリカの作家として紹介されたヘンリー・ミラーsは、40歳くらいだったが、まったく無名で無一文だった。ブラッサイは書いている。「ヘンリー・ミラー‥‥私は決して忘れないだろう。よれよれのレインコートをひっかけたヘンリー・ミラー。あのバラ色の顔と、肉づきのいい下唇を、飛沫をはらって遠く地平線を望む船乗りのような海緑色の眼を」。そしてブラッサイは、パリの裏町でどん底生活を送りながらも陽気で楽天的で、ついに画期的な作品『北回帰線』によって<作家〉として誕生するこの友人の、誕生の瞬間の立会人となるのだ。自然児ミラーにはまた、女友達で庇護者のアナイス・ニンや妖気ただよう妻のジフューン、友人ペルレス、ダレルら多彩な人物群像が集う。ブラッサイはヘンリー・ミラーをめぐるすべての人物の生態に肉薄し活写する。『語るピカソ』『未知のパリ、深夜の「パリ」につづく第三冊目の紹介。」(カバー裏紹介文より)
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「リンさんの小さな子」
著者: | フィリップ・クローデル(訳:高橋啓) | |
出版社: | みすず書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2005年4刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
戦禍の故国を遠く離れて、異国の港町に難民としてたどり着いた老人リンさんは、鞄一つをもち、生後まもない赤ん坊を抱いていた。知り合いがいるわけでもなく、まったく言葉の通じないこの町での、リンさんの唯一の生きがいは、この戦火に倒れた息子夫婦の娘だけだったが、ある日、街の公園でリンさんは、2カ月前に妻を亡くし公園に来るのが日課となっている一人の老人バルクと出会う
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「発熱」
著者: | ル・クレジオ(訳:高山鉄男) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1974年5刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「小さな狂気に関する九つの物語―熱病・歯痛・脳水腫・死‥‥日常生活に存在する生理的危機をきっかけに変貌する錯乱と混乱の世界!意識の解体と幻覚のはての恍惚と法悦の世界を、豊かなイメージで描く!」(帯より)
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「二度目のパリ 歴史歩き」
著者: | ジョン・バクスター(訳:長崎真澄) | |
出版社: | ディスカヴァー・トゥエンティワン | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2013年初版 | |
価格: | 1000円 [Sold Out] | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
せむし男の小説でノートルダム大聖堂を危機から救った作家ヴィクトル・ユゴー、オペラ座を設計したシャルル・ガルニエ、エッフェル塔の技師ギュスターヴ・エッフェル、中世のアベラールとエロイーズ、皇帝ナポレオンとジョセフィーヌ、ショパンとジョルジュ・サンド、ヘミングウェイが創作したカクテル‥‥など、パリの歴史を彩ってきた人物に焦点を当てた文学や芸術に対する著者のこだわりが散りばめられたパリガイド
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「写真の秘密」
著者: | ロジェ・グルニエ(訳:宮下志朗) | |
出版社: | みすず書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2011年初版 | |
価格: | 1700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
小さい頃、父親の眼鏡屋の一角に写真スタジオがあったということから始まり、ローライフレックスライカ、オリンパスなど愛用のカメラで、10代の頃から、戦時中、記者時代、作家になってから、と生涯を通じてスナップショットを撮り続けてきたグルニエが、自身と写真、カメラについてつづったエッセイ集。自身の写真論を展開するというよりも、思い出やエピソードを2、3ページの短めな分量で書いてるものがほとんどだし、内容も学生の頃に友だちのお母さんのヌード写真をプリントするといった軽いものから、1944年のパリ蜂起のときに隠し撮りをしていてドイツ兵に射殺されそうになるといった興味深いものまで幅広く取り上げられている
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「パリはわが町」
著者: | ロジェ・グルニエ(訳:宮下志朗) | |
出版社: | みすず書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2016年初版 | |
価格: | 2500円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ライムライト」「シネロマン」「六月の長い一日」「黒いピエロ」‥‥などの作品で知られるフランスの短篇名手が、人生の大半を過ごしたパリの「所番地」を鍵につづった極私的断章集。19世紀の印刷工だった祖父からのファミリー・ヒストリー、占領からパリを解放したレジスタンスの記録、戦後カミュのもとで編集した新聞「コンバ」の現場、黄金期のラジオ局の思い出、出版社ガリマールでの編集者体験ほか、世界の小説家や詩人(ジッド、サルトル、ジュネ、バタイユ、フォークナー、ヘミングウェイ、カルペンティエル‥‥)との出会いなどを短めの文章でつづっている
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「ぼく自身あるいは困難な存在」
著者: | ジャン・コクトー(訳:秋山和夫) | |
出版社: | 筑摩書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1991年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「この本を執筆した当時、コクトーはすでに五十七歳だった。第二次大戦が終結して間もない、占領下の陰惨な記憶も鮮やかな時点で、その多くは世を去った親しい友人たち―ラディゲ、サティ、プルースト、ディアギレフらを回想する的確かつ魅力的な人物論がちりばめられ、エスプリにみちたコクトーの姿と透徹した芸術観が浮かびあがってくる。」(紹介文より)
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「マラルメ先生のマザーグース」
著者: | ステファヌ・マラルメ(訳:長谷川四郎) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1977年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ランボーと並ぶ19世紀フランス象徴派の詩人のマラルメは、パリのリセで英語の教師をしておりマザー・グースを教材に講義を行っていた。マザー・グースにマラルメが残した説明を添えマラルメの講義を再現したような本。絵本作家の柳生弦一郎がイラストを添えています
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「文学的パリガイド」
著者: | 鹿島茂 | |
出版社: | 日本放送出版協会 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2004年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「シャン=ゼリゼあるいはプルースト、パレ=ロワイヤルあるいはバルザック、モンパルナスあるいはボーヴォワール…24の名所・旧跡と24人の文学者をつないで描く、パリの文学的トポグラフィ。文学のエピソードから新しいパリが見つかる、鹿島流パリの歩き方」(紹介文より)
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「世界異端の文学 さかしま」
著者: | ユイスマン(訳:澁澤龍彦) | |
出版社: | 桃源社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1965年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | C+/函なし | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1884年に刊行され、象徴主義、デカダンスの作品として、モーリス・メーテルリンク、ポール・ヴァレリーやオスカー・ワイルドなどに影響を与えたジョリス=カルル・ユイスマンスによる小説。学校を卒業後、文学者との交際や女性との放蕩などで遺産を食い潰す貴族の末裔の主人公は、神経症が悪化し、不眠、食欲不振などに悩まされているが、医師から、現在のままでは神経症はよくならないので、パリで普通の人間に交わって生活するよう命じられる‥‥
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「シュザンヌの日々」
著者: | ニュー・スマーナ・ビーチ(訳:高頭麻子ほか) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1995年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ジャン・エシュノーズの発案により、フロランス・ドゥレー、パトリック・ドゥヴィル、ソーニャ・グリンリー、ハリー・マシューズ、マーク・ポリゾッティ、オリヴィエ・ロラン7人の作家がフロリダのニュー・スマーナ・ビーチに集い、シュザンヌという女性の一生のさまざまな時期を描いた連作短編集
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「散文売りの少女」
著者: | ダニエル・ペナック(訳:平岡敦) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2002年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
出版社で「身代わりの山羊」として働くマロセーヌ。会社のドル箱たる謎の覆面作家をめぐって殺人事件が起こり、自分の身にも危険が迫る‥‥ユーモア・ミステリ
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「パリ環状通り」
著者: | パトリック・モディアノ(訳:野村圭介) | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2014年初版 | |
価格: | 2000円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「この『パリ環状通り』に、不分明な影をしばし投じ、ふたたび闇の中に消えていってしまう様々の人間たち。語り手が執拗に追い求める不可思議な父にしろ、強請(ゆすり)を事とする新聞を出すミュラーユや外人部隊上りのマルシュレ、高等娼婦シルヴィアンヌ、女優くずれのアニーに至るまで、すべてどこかうさん臭くあやしげな者たちであり、心弱い人生の落伍者である。そして、作者がひそかに自分を擬している、定かならぬ父を探求する語り手の青年も、正常な人生コースから脱落せざるをえなかった。心やさしく感じ易い『故郷喪失者(デラシネ)』なのである」(あとがきより)
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「La cuisine de Marguerite」
著者: | Marguerite Duras | |
出版社: | BENOIT JACOB | |
サイズ: | 18×13cm(ソフトカバー) | |
発行年: | 2018年 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
洋書。邦題:「マルグリット・デュラスの食卓」。レユニオン風カレー、ベトナム風オムレツ、ギリシャ人のメリナ風肉、アンヌ=マリー・ドゥ、ブフ・アラモード、ダブリン・コッドル、農家風若鶏のリンゴ酒風、ポロネギのスープ、ビターオレンジのジャム‥‥など、フランスの小説家で料理好きだったマルグリット・デュラスがノートに書きつけていたレシピの数かずや生前のインタビュー、小説の言葉などを息子のジャン・マスコロが編纂したもの
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「シルトの岸辺」
著者: | ジュリアン・グラック(訳:安藤元雄) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1974年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ゴシック・ロマンスの卓越した手法を駆使し、主人公をとうして追求される「自己の同一性」の表明!現代の悲劇性を見つめ、文学をとおして、たえず人間の全体性の表現の恢復をめざすグラックの本質に迫る、ゴングール賞で話題を呼んだ、シュールレアリズム文学の傑作」(帯より)
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「シネロマン」
著者: | ロジェ・グルニエ(訳:塩瀬宏) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1977年初版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「真昼 真夜中」
著者: | ジャン・ケロール(訳:弓削三男) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1971年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「暗いブティック通り」
著者: | パトリック・モディアノ(訳:平岡篤頼) | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「失われた≪私≫を求めてさまよう記憶喪失の男‥‥。≪私≫への回帰という、現代の日本文学とフランス文学との共通性を示唆する、鬼才モディアノの傑作」(帯より)「亡命ロシア人や南米の外交官やアメリカ人ピアニストなど、多様な国籍・階層・人種・環境の織りなすコスモポリタン的華やかさと憂愁、亡命と落魄と迫害に対する怯えがその背後に漂わせる息苦しい根無し草的虚無感と相俟って、この文体が、どの一節を繙いてもほろ苦い芳醇な酒のような酔い心地を味わわせてくれる」(訳者あとがきより)
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「ユダヤ人の家」
著者: | マルグリッド・デュラス(訳:田中倫郎) | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1971年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
凍てつくような冬の夜、数千年の重みを背負わされた架空の町シュタットを舞台に、四人の登場人物が直面する、死刑執行という極限のドラマを通して、あるべき人間というイデーの身元保証を探り求める
→このほかに「マルグリット・デュラス」の本があるか調べてみる |
「愛する大地」
著者: | ル・クレジオ(訳:豊崎光一) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1969年2刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1967年に刊行されたクレジオの第五作。主人公シャンスラードの誕生以前に始まり、その成長と愛と老年と死を描く一代記。ここでは作者が言うように、日常的時間と絶縁した虚無と沈黙の支配する世界。物質の世界と言語との関連、連続性が強調されている
→このほかに「ル・クレジオ」の本があるか調べてみる |
「ピアノ・ソロ」
著者: | ジャン・エシュノーズ(訳:谷昌親) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 2006年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ピアニストのマックスには生涯追い求める女性がいたが、強盗に刺され絶命。しかし死後、外見は別人で内面は昔のままで別人となってパリに舞い戻った彼は、アングラ生活へと転落しつつも彼女を追うことになる‥‥。理想の女性を追う男が遍歴する来世と現世
→このほかに「ジャン・エシュノーズ」の本があるか調べてみる |
「ハドリアヌス帝の回想」
著者: | マルグリット・ユルスナール(訳:多田智満子) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1983年6刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B-/大きなイタミはあえりませんが全体的によれ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「古代ローマ帝国の皇帝ハドリアヌスは、病に伏し、みずからの人生と治世の終わりを予期する。そして、二代後の後継者と定めたマルクス・アウレリウスに宛てた書簡というかたちをとって、旅の日々、後継者問題の悩み、そして何より愛した人の死を振り返る--。皇帝の威厳にふさわしい抑制された筆致をもって語られる、ひとりの人間の深い内省の物語である。」(紹介文より)
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「ぼくは行くよ」
著者: | ジャン・エシュノーズ(訳:青木真起子) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2002年 初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
女たらしの中年画廊経営者フェレール。妻とは離婚し共同経営者は失踪。北極の平原へと古美術品探しに向かう・・・・。「チェロキー」「われら三人」 で知られる作家のゴンクール受賞作
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