「堀江敏幸」の本の検索結果

「燃焼のための習作」

著者:  堀江敏幸
出版社:  講談社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2012年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

運河沿いに建つ雑居ビルの一室で探偵のようななんでも屋の主人公とその助手、そして依頼人の3人による会話だけで話が進み、過去を手繰るうちに探偵と依頼人の過去の接点が明らかになったりしつつも、そしてそれぞれが勝手に思ついたことを話すので、横道に逸れたり、飛んでしまったりする。その一方でお腹の調子が悪い依頼人を看病(というほどでもないか)したり、お腹がすいた助手がご飯を作り始めたりと行動のほうも、何か結末に向かって進んでいくわけでもなく、永遠に続くかのような錯覚に陥ってしまうようなそんな不思議な感覚の堀江敏幸らしい小説→表紙を拡大

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「めぐらし屋」

著者:  堀江敏幸
出版社:  毎日新聞社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2007年初版
価格:  700円
状態・備考:  A

大学卒業後、知り合いの会社に長く勤める蕗子さんは、低血圧でいつも体調が悪く、感覚的にもちょっとまわりの人たちとズレている独身女性。ある日、蕗子さんは、長いあいだ離れて暮らしていた父の遺品を整理するために、父親が暮らしていたアパートまで出かける。近くにひょうたん池のあるそのアパートでみつけた「めぐらし屋」と書かれた大学ノート、そしてそのノートに貼られていた蕗子さんが幼い頃に描いた黄色い傘の絵にひかれ、謎のようなそのノートと、蕗子さんがアパートにいるときにたまたまかかってきた要領の得ない電話、近くに住む父親の知人といった点をたどって、知らなかった父親の過去に想いをめぐらせていく‥‥→表紙を拡大

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「一階でも二階でもない夜―回送電車II」

著者:  堀江敏幸
出版社:  中央公論新社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2004年初版
価格:  700円
状態・備考:  A

「須賀敦子、北園克衛ら7人のポルトレ、10年ぶりのフランス長期滞在で感じたこと、なにげない日常のなかに見出した秘蹟の数々‥‥長短さまざまな54篇を収録した散文集。評論、小説、エッセイ等の諸領域を横断する“回送電車”第2弾。」(紹介文より)
【目次より】
「静かの海」「此処に井戸水と葡萄酒があるよ」「古書店は驢馬に乗って」「なつやかた」「西瓜の味」「すいようえき」「順送りにもたせて生かしときたい火」「コミさんのバスが消えてしまった」「書き割りのなかへ」‥‥など→表紙を拡大

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「象が踏んでも回送電車IV」

著者:  堀江敏幸
出版社:  中央公論社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2011年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

「正月にうごめきだす身体感覚、バスで出会った小さな画伯、微笑を誘う大学生たちとの日常―一日一日を「緊張感のあるぼんやり」のなかで過ごしてみると、なじみのある本や人々が見知らぬ顔をする。ふいに起こる生活の地殻変動を繊細につづった散文45篇、そして初の長篇詩。耳の奥で行き交う「回送電車」シリーズ第4弾」(紹介文より)
【目次より】
「象が踏んでも」「黒飴の瞳」「おなじ名を三つ背負って」「釣り針のような言葉」「真夜中の庭に、ひとつの助詞を」「純粋状態の白熊 シモーヌ・ヴェーユの『カイエ』から」「仮設避暑地の陽光」「疲れのかたち」「一二六歩あるいて右」「途切れたままの雰囲気を保つこと」‥‥など→表紙を拡大

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「バン・マリーへの手紙」

著者:  堀江敏幸
出版社:  岩波書店
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2007年初版
価格:  1000円
状態・備考:  A

「ユセンにしないと出てこない味なのよ、と先生は言うのであった。直接火にかけないことで逆に奥深くまで火を通しうる「湯煎」のようにゆっくりと、彼方に過ぎ去った思い出や、浮いては沈む想念をやわらかな筆捌きでつづる最新散文集」(紹介文より)「牛乳は噛んで飲むものである」「五千年後の健康飲料」「火事と沈黙」「最小の三分の一を排棄すること」「煉瓦工場の退屈」「運河について」「束ねた柱」「ペンキ屋さんには氣がつかなかつた」「悪魔のトリル」「落下物について」「ふたりのプイヨン」「崩れを押しとどめること」「キリンの首に櫛を当てる」「挟むための剣術」「ニューファンドランド島へ!」「魔女のことば」‥‥など→表紙を拡大

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「未見坂」

著者:  堀江敏幸
出版社:  新潮社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2008年2刷
価格:  700円
状態・備考:  A

「谷崎賞受賞作『雪沼とその周辺』に連なる待望の最新短篇小説集。父が去ったあとの母と子の暮らし、プリンを焼きながら思い出すやさしかった義父のこと、あずけられた祖母の家で、あたりを薄く照らしていた小さな電球、子ども時代から三十数年、兄妹のように年を重ねてきた男女の、近いとも遠いとも計りかねる距離。惑いと諦観にゆれる人々の心を静謐な筆致で描き出す、名手による九の短篇」(帯より)→表紙を拡大

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「おぱらばん」

著者:  堀江敏幸
出版社:  青土社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1999年2刷
価格:  500円
状態・備考:  A

「とりすました石畳の都会から隔たった郊外の街に暮らす私。自らもマイノリティとして日を過ごす傍らで、想いは、時代に忘れられた文学への愛惜の情とゆるやかにむすびつきながら、自由にめぐる。ネイティブのフランス人が冷笑する中国移民の紋切型の言い回しを通じ、愛すべき卓球名人の肖像を描いた表題作をはじめ、15篇を収録した新しいエッセイ/純文学のかたち。三島賞受賞作」(文庫版紹介文より)→表紙を拡大

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「雪沼とその周辺」

著者:  堀江敏幸
出版社:  新潮社
サイズ:  単行本
発行年:  2003年初版
価格:  700円
状態・備考:  B/カバーうすい汚れあり

ボーリンク場の古い機械、町レコード店、製函工場、書道教室、定食屋‥‥など、今の世の中では忘れら去られてしまいそうなものたち、そしてそういったものにこだわり続けた人生の夕暮れを迎えた、もしくは迎えようとしている雪沼近辺に住む人々を描いた短編集。それぞれに直接的なつながりはないけれど、ふと話の中に出てきたりとかすかにつながっている→表紙を拡大

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