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「平野恵理子展」

平野恵理子の個展に初めて行ったのは、1994年の夏の初めのことです。「ハワイ島アロハ通信」が出たばかりだったせいもあって、そのときはハワイの風景や人々、食べ物、モノなどが多かった記憶があります。ちょうど友達もハワイにはまっていて、何週間ものあいだハワイに出かけていったり(私じゃないよ)、ウクレレを持ってピクニックに行ったりしていた頃だったので、平野恵理子が描くハワイの風景には、当時かなり憧れましたね。それから1996年、1998年と1年おきに、夏が始まる頃になると個展が開かれて、その度に描かれる題材も、だんだんと日本の風物が多くなっていって、最近はアジアン・テイストのものが多くなってきました。昨年、個展がなかったせいか、今年は5月28日〜6月2日に青山にあるスペース・ユイで開かれていたので、6月2日最終日に、久しぶりに出かけてきました。夏の始まりというには、まだちょっと早い時期です・・・・。

今回は、いつもと違って入り口からずらりと小さな銅版画が並んでいて、いつものカラフルな雰囲気はなかったけれど、その版画に描かれているのは、アジアっぽい人々の様子だったり、ほかにも短冊や団扇に絵が描かれていたり、日本、アジア風な雰囲気が漂っていました。平野恵理子の絵は、すごく細かいところまで描いているのに、一見それを感じさせない画風ももちろん好きなのですが、「これをこれにこういうふうに描いちゃうかぁ」という発想に惹かれている部分も多い。今回もシダとかフルーツシールなど、一緒に行った友達と、いちいち絵の前でうなずいたり、うなったりの繰り返しでした。

画廊を出た後は、いつものようにちょっと表参道、青山近辺を散歩。といっても以前みたいに広尾を通って、恵比寿に出たりなんてことはぜずに、CINECITYで映画グッズを見て、IDEEのカフェでお茶して帰ってきました。



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