年末から聴き続けていたノーザン・ソウルも気分的に落ち着いてきて、まただんだんと陽気が良くなってきたせいで、最近はまたソフト・ロックのレコードをよく買っています。実はこの時期になるとソフトロックをよく聴くこともあって、毎年、「ジャズのミュージシャンがポップスに走ってしまったもの」とか「コーラス・グループ」「キッズ・グループ、またはファミリー・グループ」など、なんとなくテーマを決めてレコードを買うことが多いのですが、今年のテーマはポップ・ソウルです。まぁモータウンだってポップ・ソウルなんだからノーザンと重なる部分も多いですね。
私の中では、ポップソウルというのは、60年代中期から後期にかけて登場した黒人(または黒人と白人の混成)グループ(ソロでもいいけど)で、たいていは白人のプロデューサーのもと白人のマーケットをターゲットにしたポップスを歌っているもの、と今まで勝手決めつけていましたが、実際はどうなのかな?白人が黒人っぽい歌い方でポップスを歌う場合にも、ポップ・ソウルと言っちゃっていいのでしょうか?あるいは70年代以降のグループに対しても当てはめちゃっていいのでしょうか?音楽の定義なんて実際にはいい加減なものだけれど、私は、(1)白人と黒人のマーケットがある程度はっきりと別れていた時に、黒人が白人向けの歌を歌っている、(2)70年代以降それほど珍しくなくなりますが、60年代では黒人、白人の混声グループというのは画期的だった、という2点を、ポップ・ソウルのある意味“柱”としたい。
そんな風に私の3月は“ポップ・ソウル月間”と決めてしまったわけですが、実際はリトル・テンポやロッキン・タイムの新譜が出たこともあって、スカ/ロック・ステディ/ダブ・モードになりつつあるのでした。それはまた4月の楽しみ・・・・ということで。