『いつまでも二人で』−マイケル・ウィンターボトム−
ロージーは結婚5年目。仕事は単調でつまらない。しかも嫌な上司に毎日のように嫌みを言われてる。夫との間に子供ができないのに悩んでる。そんなときに、十代の頃に文通をしていた初恋の人が突然現れて・・・・なんて紹介文をいろいろなところで読んでいたのだけれど、その割にはその初恋のフランス人が情けなさすぎるのではないだろうか(パターンを回避するための設定?)。郵便局をリストラで首になって、つきあっていた女の子と喧嘩して、わざわざフランスからアイルランドまで初恋の人に会いに来るなんて!ミュージシャンになりたかったなんていって街角で一人クラリネットを吹いちゃったりしてるし。
基本的にはSEXとアイルランド人とフランス人の気質についてのコメディだと思うのだけれど、そのフランス人をもう少し魅力的に描いて欲しい、と思うのは私が男だからなのだろうか。女の子の気持ちとしては「ここではないどこかにつれていってくれそうで」「夫ではない誰か」だったらいいのだろうか。それがまして初恋の人だったら・・・・。
警察官をやめて妻の父親の工場で働き、休日には妻の家族と嫌みを言われながらご飯を食べ、昔の警察官の仲間には「奥さんの尻に惹かれているだらしのない奴」と言われ、久しぶりにゴルフをすればヘタ。そして妻の初恋の人が現れることでも嫉妬と、子供ができない焦りでおろおろしている夫ヴィンセントには同情してしまいます。
『あの子を探して』−チャン・イーモウ−
不覚にも最後には泣いてしまった自分が悔しい。途中まではウェイの無知な無邪気さにいらいらしてたのに。結局、子供の無垢な行動に大人たちは振り回せれてしまうのかな。子供はそういうことを繰り返して人は大人になっていくのかもしれないけどね。