最近は、なぜか歳甲斐もなくノーザンソウルばかり聴いてます。しかもコンピレーションやベスト盤で。歳甲斐もなくと書いたのは、ノーザンソウルというのは10代の中頃にモッズに憧れた人が、60年代のビートグループのレコードを聴いていくうちに、20歳くらいになってノーザンに目覚めて、そのまま聴き続けるという種類のものだと思うから。思いっきり偏見入ってますけど。
若いときはノーザン聴くんだったらやっぱりシングルじゃなきゃとか、少なくてもアナログが欲しい、などと余計な欲があったりもしたのですが、最近はもうそんなもの全然なくなってしまって、コンピで充分。ある意味シングル盤の世界と言うことは、アナログのLPを買うよりは、ベスト盤やコンピのほうが聴くのに適してるとも言えますよ。
基本的にはイギリスのGoldmineやKENTから出ているものや、InvictutやOkeh、Brunswickなどのレーベル・コンピレーション、モッズ、ノーザン関係のイベントをやっている日本のDJがコンパイルしたものなど。よく考えたらモータウンなどもこれまであんまり聴いていなかったので、Four TopsやMiraclesはもちろん、Jackson Fiveまでベスト盤を買っていたりして。
たいてい60分前後で選曲してあるので、一人のDJの持ち時間を聴くような気分でCDを変えつつ聴いているとちょうどいい感じ。どの曲にもキャッチーなリフやフレーズがあり、心地よいメロディと適度なリズム&ブルースのエッセンス、跳ねるリズムとメロディックかつリズミカルなベース・・・・。実はこれこそポップミュージックの理想型の一つなんじゃないかと思ったりもします。聴けば聴くほどその音楽のさまざまな面が見えてくるというのは、どの音楽にも言えることなので、「それだけじゃない」ということも分かっていますが、私はノーザンにそこまで熱中することもないと思うので、ポップミュージックの理想型の一つとして聴いていたいと思ってます。
・ノーザン・ソウル・ベイシックス [1]: FOUR TOPS、GENE CHANDLER、MAJOR LANCE など