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「ホームカフェをはじめよう −其の一−」

「ホームカフェをはじめよう」という本を彼女が買ったのは、僕らがいっしょに暮らしはじめるちょっと前のこと。本の内容自体は「日本のカフェは流行を追っているだけでつまらない」とか「パリと違って本物のカフェ文化が日本にはない」とか、紹介されている人もフリーの人だったりして、個人的にはちょっと・・・・という感じでした。

待ちを歩いていて目についた喫茶店に入って時間をつぶしたり、お目当てのカフェを目指して歩き回ってみたりするのも楽しいけれど、自分でいれたコーヒーと彼女が作ったケーキを食べながら、自分の聴きたい音楽をBGMにおしゃべりしたり、買ってきたばかりの雑誌を流し読みしたり、時には友達を招待してみたりすることを、一つの選択肢にできたらいいなぁと思います。そんなわけで今までより少しだけキッチンが広くなったと言うこともあって、念願のエスプレッソマシンとテーブルセットを買ってみました。そして毎日ようにチョコレートやクッキーを食べている甘いものが好きな僕らにはエスプレッソの苦さがちょうどいいようなのです。

もしかしたらコーヒーを飲むことよりもコーヒーをいれる行為というものが好きなのかもしれない。ブレンドのコーヒーだったら、コーヒー豆を挽いたり、ゆっくりとお湯を注いだり・・・・。エスプレッソだったらエスプレッソ・マシンにコーヒー豆をセットするだけだけど、それでもいいです。ましてカプチーノなんかだったらミルクを泡立てたり、その泡をどうやってうまくすくうか考えたり、チョコレートシロップやココアを混ぜてみたり・・・・。多分誰かが飲んでくれるのであれば一日中コーヒーを入れ続けても楽しいと思うんじゃないかなぁ。もちろん毎日じゃ嫌になるだろうけれど、たまにはそんな休日があってもいいと思います。



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