1999年夏のマスターピース!「weekend」−Gomes The Hitman−
今はもうない何かを思い出させてくれそうなアルバム。ネオアコで男のヴォーカル、日本語詞という潔さ。ギターポップではなくてネオアコ。女の子のヴォーカルでごまかしたり、今では日本のネオアコバンドの基本となっているソフトロックと抱き合わせたり、ちょっとしたUK風な翳りを見せたりすることはしない。ストレート、ストライクど真ん中。ちょっとフォークぽくても許します。
1999年夏のマスターピース!「Ron Riddim」−Little Tempo−
中古レコード屋にいくと必ずかかってますね(特にバナナレコード)。初めに聴いたときはスティールパンやヴィブラフォンの響きや深いベースラインが心地よくて、この夏はすべてのカフェでこのアルバムをBGMにすべき、なんて思ったけど、聴き込んでいくと、それだけじゃなくある種のストイックさやピアノ線のように張りつめた緊張感を感じてしまう。全体的にリラックスしたムードなので余計ですね。個人的には歌ものを別のCDにせずに一枚の中に様々な表情のあるアルバムにして欲しかった、かな。
1999年夏のマスターピース!「Pinup Girl」−市川美和子−
1999年のナイアガラガール、期待してたんだけどねぇ。これでいいのか市川美和子って感じです。10曲中2曲しか大滝詠一が書いてないっていうのもそうなんだけど、それ以前に大滝詠一プロデュースの刻印が押されてない。かといって市川美和子のキャラクターを活かしたものにもなっていないし。渡辺満里奈のときは他の人がほとんど曲かいてたけど、どの曲も大滝色になってた。大滝色に出来ないんならもっと新しい作曲家を入れて欲しかったです。市川美和子がかわいそうです。でもマスターピース。ピース。(1999.8.11)