古本 カヌー犬ブックスへ  トップに戻る

「ピックウィック・ペーパー」

「『12個だからダースなんて』いうどっかのチョコレートみたいで、安易なフリーペーパーを作ってみました。」なんてこと1号の最初にを書いておきながら結局出来たフリーペーパーの名前は「Pickwick Paper」だったりして、その時の気分でどんどん変えてしまってます。何も考えていません。「Pickwick Paper」というのはディケンズの「The Posthumous Papers of the Pickwick Club」(「ピックウィック・クラブ」)からとりました。まぁ大した意味はありませんが、本の方はちくま文庫から出ているはずなので興味のある方は見つけてみて下さい。

個人的にはディケンズというと、「デヴィット・カッパーフィールド」を伊勢佐木町にある古本屋で見つけた高校の終わりから(新潮社の文庫はまだ再版されてなかった)、大学1,2年くらいまでの間よく読んでいました。ちょうどちくま文庫化から「オリバー・ツイスト」や「骨董屋」など初期の作品が出た頃で、通学時間も長かったし、授業もほとんど出てなかったし、長い本を読むにはいい時だったのかもしれません。

元々ディケンズの本って毎月少しずつ章ごとに分けられて出版されて、その間に続きを書き進めていくという・・・・反響を取り入れたりしてね。今で言う連載小説ですね。なので、ちょと長いけど全然難しくはないし、むしろ読みやすい。当時、労働者階級の人が読んで涙していた本ですからね。構成とかも甘いんだけど、構成のすごさなんてディケンズに期待してないし・・・・。入院した時にお奨め。ヴァカンスに持って行くには長いかもしれない。結局のところ読書なんて娯楽なんだからさ。時には物事の見方がひっくり返っちゃうようなこともあるけど、それは結果であってそれを求めて本を読むのは間違いだと思うのです。と書きつつ2号はまたタイトルが変わっていたりするかもしれません。(1999.7.24)



インデックスへ戻る