『夏至』−トラン・アン・ユン−
「青いパパイヤの香り」「シクロ」の監督の最新作。映画の日に観に行ったせいでかなり混んでいました。前2作のストーリーははっきり言って良く覚えていないんですが、今回のはわりとベタというか昼のドラマみたいなんで、そのストーリーをトラン・アン・ユン監督らしい美しい映像で描くギャップがいいというのは分かるんですが、どうも合っていないのではないかと思ったりもしました。
『チェブラーシカ』−ロマン・カチャーノフ−
この夏話題のロシアの子供映画。こちらも混んでましたよ。女の子はみんなもう入場したらすぐにグッズ売場で向かってました。で、よく見ると毛並みがボサボサだったりするたびれた感じのチェブラーシカもまぁかわいいけれど、個人的にはワニのゲーナのほうが好きですね。キュートな動きと、しょぼくれて立ちつくしているときに漂う哀愁とのギャップがたまりません。
『テルミン』−スティーヴン・M・マーティン−
さまざまなことやものが政治や歴史とかかわってくるものだなぁ、ということが分かる映画。単に1920年に世界初の電子楽器「テルミン」を発明した、ロシアの科学者レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士の人生を描いたものだけに留まらず、20世紀の断片が浮かび上がってきます。すごくマニアックな特集のETV(BY 教育テレビ)を見た感じなんて言ってしまうと身も蓋もない?
『ギター弾きの恋』−ウディ・アレン−
“ジャンゴ・ラインハルトに次いで世界で2番目に上手い天才ギタリスト”を自称するジャズ・ギタリストのお話。途中で挟まるアレン自身やナット・ヘントフの証言がいい味だしていて、久しぶりにウディ・アレンらしい映画を観たような気がします。昔、ジャンゴ・ラインハルトの伝記映画を新宿で観た記憶があるのだけれど、タイトルを忘れてしまいました。こちらももう一度観たいですね。