「夏ノ夕暮レ、西荻、散歩」

夏の休日は、いつの間にかつけてしまったクーラーの涼しいきいた部屋で、昼過ぎまで眠ってしまい、だらだらとお昼ご飯を食べてその後もソファーに寝ころんでくだらないテレビを見たり、ラジオを聴いたり・・・・、気がつくともう夕方をいう有様で、台所に差し込む西日が曇りガラスに鮮やかに光って見えたりして、一日中無駄に過ごしてしまったという気になってしまう、そんなときは西荻まで散歩でもしようか、なんてことになるわけで、外の様子をもう一度見て暑そうだったら自転車二人乗り、ちょっと涼しくなってきてたら歩いて西荻まで行くことに、そういえばそろそろお腹もすいてきた頃、とりあえず何か食べにいくことにしようって話だったのに、なぜか甘いっこであんみつなんて食べて、ドーナツも食べたいねとか、結局食べるのは甘いものばっかり、ちょっと胃がもたれる気がするのは当然かも、西荻は吉祥寺に比べて細い道がたくさんあるから、気の向くままに歩いているだけで楽しい街なのだけれど、加えて古本屋さんと雑貨屋さんがたくさんあるので、いつもつい覗いては、本の二冊や三冊買い込んでしまい、小さい鞄の中が膨れ上がっているのですが、それでもまずはハートランドでアメリカ文学など見つつ、音羽館で古い文庫本を見たり、女子大通りまで歩いて明日の朝食用にムッシュ・ソレイユでパンを、がちまいやでおやつを買って、途中の自転車屋さんを買う気もないのに覗きこんで、トムサでムーミンのスノウドームを見つけて、見知らぬ家の窓の写真を撮ってみたり・・・・そのうちお腹もすいてくるもので、夕ご飯はムーハンでチキンライスでも、たまには一圓でお総菜を食べてもいいし、まるやのネギワンタン食べてみたい、食後に、夏のあいだだけ開店している杉並北尾堂ブックカフェでコーヒー飲んでると、もうすっかり暗くなってしまったから、帰りにスコブル社で雑誌のバックナンバーでも買い込んで帰るとしましょうか。
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