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「サマーデイズ・オン・スティール・パン&ゴー・トゥ・ビーチ」


「Happy Living」−ASTRO AGE STEEL ORCHESTRA−
細野晴臣が「泰安洋行」で初めてスティール・ドラムを知り、ヤン富田の「MUSIC FOR ASTRO AGE」でスティールパンの音色に目覚め人は、かなり多いのではないでしょうか。そんなスティール・ドラムの入り口に入ったばかりの頃に発表された、ASTRO AGE STEEL ORCHESTRA名義のアルバム。単にスティール・ドラムのインストというわけではなく、ヤン富田自身の音楽をポピュラリティのあるものにするために、スティール・ドラムというフィルターを通しているといった感じです(DOOPEESはキャロライン・ノバクの声ね)。買った当時は「ただスティール・ドラムの音が聞きたい」というだけだったので、もっとストレートなものを出して欲しかったと思ったものです。


「Esso Trinidad Steel Band」−Esso Trinidad Steel Band−
Van Dyke Parksプロデュースの総勢23人のバンドの71年の作品。Van Dyke Parksは基本的には何もしていないのだと思いますが、冒頭のKinksの「Apeman」からJacson 5の「I Want You Back」、Harpers Bizarreの「Come To The Sunshine」など、他のスティール・ドラムのバンドとはちょっと違う選曲が“らしさ”を感じさせます。このアルバムで得たことが「Discover America」につながっていくんですね。
バンドの人数が多いだけあって、スティール・ドラムの響きと迫力を堪能するには、最適のアルバムです。「剣の舞」での早弾きは、まぁ60年代後半から70年代初めのハードロックにありがちではあるけれど、たまらない演奏になっています。


「The Sound Of The Sun」−The Westland Steel Band−
最近何枚も再発された、Explore Seriesの中の一枚。Explore Seriesは60年代から70年代にかけてラテンアメリカやアフリカ、アジア、などさまざまな国の音楽のレコードを出していたシリーズらしい。収録曲は、多分トリニダードの古い曲なのだとは思いますが、知らない曲ばかりで解説にもほとんど説明はありませんスティール・ドラムのアルバムというと、わりとスタンダードナンバーやその時のヒット曲を演奏して、お茶を濁しているものが多いので、このアルバムは個人的にはけっこう貴重なものになっています。録音の仕方もエコーを効かせたものではなくて、どこかカリンバを思わせるようなポコポコした感じなのですが、それが逆に雰囲気を出しているような気がします。


「The Calyhouse Inn」−The Real Thing Steel Band−
コカ・コーラの缶を使ったThe Real Thing Steel Bandは、エッソのドラム缶を使ったThe Esso Trinidad Steel Bandに並んで、トリニダードでは有名、ということをどこかで読んだことがあるけれど、本当かどうかはわかりません。ギターやセロを含めて9名のバンドのライヴ。迫力という点では、人数でエッソに負けてしまうけれど、曲の間でマイクロフォンを使っての曲紹介や観客の歓声が臨場感を感じさせてくれます。
定番曲である「Yellow Bird」や「Hallelujah Chorus」、クラッシックの「Voices Of Spring」、Lord Kitchnerの曲などを演奏しています。ちなみに私が一番初めに買った純粋なスティール・ドラムののレコードでもあります。


「Amral's Trinidad Canivaliers」−Amral's Trinidad Canivaliers−
これはなんと言っても1曲目「Aquqrius」。これぞスティール・ドラムというようなたたみかけるアレンジと、迫力がたまりません。レコードを回っているのを見ていると、針の動きが激しいんですよ。選曲的には「Theme Form Love Story」「I Love Paris」「Never Fall In Love again」などありきたりな曲ばかりだけれど、“スティール・ドラムの醍醐味”という点でこのアルバムは、かなりいい線いっていると思います。ジャケットもスティール・ドラムをモチーフにした間に、カーニバルの様子を写した写真が入っていて、いい感じでです。裏ジャケには、なぜか心臓や腎臓などを示す人体図が描かれています、この意味は???解説にも説明がないような気もするし・・・・。


「The Heart Of Trinidad」−Calimbo Steel Band−
これはヴォーカルを含む(多分)パーティ・バンドのアルバム。掛け声が盛り上げるところは盛り上げ、スローなナンバーを歌い上げたりとこんなライヴもいいな、とちょっと思わせます。スティール・ドラムのレコードは、レコードごとにはそれぞれ特色があっても、レコード一枚の中の曲単位でみると同じような曲が続いてしまうものですが、このアルバムはサブにヴォーカルが入ることによってメリハリを効かせています。意外とヴォーカルが入っていて、ステール・ドラムも聴けるレコードってないような気がします。
「Jamaica Farewell」「Caribiribin」「Limbo」といったカリブの曲や「Manbo No.5」などのラテン、アメリカの曲でも南部のものだったりなかなかいい選曲になっていると思う。


「Virgin Islands Beach Party」−Mike Alexander And The Pott Steelers−
ビーチ・パーティというにはちょっとしょぼいような気がするのは、多分、録音の仕方とアレンジ(?)のせいなのかな、と思います。良く分かりませんが。「You Are My Sunshine」「Yellow Bird」「Yesterday」「Danny Boy」などのお馴染みの曲が多いです。「Calypso Medley」も有名な曲ばかりだしね。その大雑把な選曲、録音、そしてビーチ・パーティという言葉そのままのジャケットを含めて、全体に漂うどこかお手軽な感じが結構気に入ってます。完全なイージーリスニング。一応、盛り上げるところは盛り上げてるし、「And I Love Her」なんかいい雰囲気出してるんじゃないかと思います。


「Steel Drums」
演奏者の記述がないし、ジャケットもエキゾチックな雰囲気を出すことしか考えていないようなHi-Fi Recordから出されているイージーリスニング・アルバム。まぁ演奏者が誰か書いてあったって分からないしね。
このアルバムのいいところはスタンダードなナンバーが少ないこと、そしてマンボとかチャ・チャ・チャなど、ダンス向けのレコードとなっていることです。50年代のアメリカ人は、週末にホーム・パーティやガーデン・パーティを開いた時、こういうのを聴きながら踊ったりしたのだろうか。小説とか読んでるとホーム・パーティで踊るシーンとかあるし、あながち想像の話とも言えないかも知れません。


「Pan Progress」−Our Boys Steel Orchestra−
これはステール・パンを聴き始めた頃に買ったCD。新宿のディスクユニオンで購入しました。タワーレコードとかチェックしても、いかにもイージーリスニングというか、ジャケットや選曲を含めて安易な作りのCDしかなくて、以外と気に入るようなものがなかったんですよね。これはまぁジャケットが許せるのと知らない曲ばっかりだったし、とりあえず聴いてみないと始まらないと思って・・・・。
1991年だけれどアナログ録音で、結構、音もいいし一時期よく聴いてました。ある意味、リゾートのラウンジにいる気分になれるかも?今回、久しぶりに聴いてみたんですが、これってmangoから出てたんですね。


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