日本の小説・随筆(ハ行) (全42件)

「小綬鶏の家―親でもなく子でもなく」

著者:  萩原葉子、萩原朔美
出版社:  集英社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2001年初版
価格:  600円
状態・備考:  A

「親らしいことは、しないできた、と言う親。子らしいことはしたことがなかった、と言う息子。かけ違う愛、通いあう情──共有した時間と独立したそれぞれの時を往復エッセイでつづる親子の対話」(帯より)
【目次より】
「小綬鶏の家」「アリスのアパート」「私が初めて文章を書いた時」「甲虫類の音」「『天上の花』の頃」「短い詩のこと」「アングラ全盛『毛皮のマリー』」「大人子供」「西ドイツとホコリ」「消えもの」「ミニチュアの街」「夢の中の家と『こんな女に誰がした』」「自画像という他人」「『なにもしない』と『これでもか』」「木刻の顔」「ノンレジスターの優しい虎になりたい」「フィクションの世界だから」「世界で一番淋しい場所」「昔のアルバムと『時効』」「朽木の虫」「終り良ければ、すべて良し」「思い出の孵化」‥‥など →表紙を拡大

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「燃焼のための習作」

著者:  堀江敏幸
出版社:  講談社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2012年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

運河沿いに建つ雑居ビルの一室で探偵のようななんでも屋の主人公とその助手、そして依頼人の3人による会話だけで話が進み、過去を手繰るうちに探偵と依頼人の過去の接点が明らかになったりしつつも、そしてそれぞれが勝手に思ついたことを話すので、横道に逸れたり、飛んでしまったりする。その一方でお腹の調子が悪い依頼人を看病(というほどでもないか)したり、お腹がすいた助手がご飯を作り始めたりと行動のほうも、何か結末に向かって進んでいくわけでもなく、永遠に続くかのような錯覚に陥ってしまうようなそんな不思議な感覚の堀江敏幸らしい小説 →表紙を拡大

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「めぐらし屋」

著者:  堀江敏幸
出版社:  毎日新聞社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2007年初版
価格:  700円
状態・備考:  A

大学卒業後、知り合いの会社に長く勤める蕗子さんは、低血圧でいつも体調が悪く、感覚的にもちょっとまわりの人たちとズレている独身女性。ある日、蕗子さんは、長いあいだ離れて暮らしていた父の遺品を整理するために、父親が暮らしていたアパートまで出かける。近くにひょうたん池のあるそのアパートでみつけた「めぐらし屋」と書かれた大学ノート、そしてそのノートに貼られていた蕗子さんが幼い頃に描いた黄色い傘の絵にひかれ、謎のようなそのノートと、蕗子さんがアパートにいるときにたまたまかかってきた要領の得ない電話、近くに住む父親の知人といった点をたどって、知らなかった父親の過去に想いをめぐらせていく‥‥ →表紙を拡大

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「ゆめみるハワイ」

著者:  よしもとばなな
出版社:  世界文化社
サイズ:  21×15cm(ハードカバー)
発行年:  2012年初版
価格:  600円
状態・備考:  A

「老いた母と旅したはじめてのハワイ、マウイのかわいくて美味しい地ビール、小さな上達と挫折を味わうフラ、沢山の魚の命と平等に溶けあうような気持ちになる海。ハワイは、人生を前に進もうと焦る気持ちを和らげ、今この時に、自分らしくいさせてくれる――。ハワイに恋した小説家による、生きることの歓びがあたたかく心を包む、珠玉のエッセイ」(紹介文より) →表紙を拡大


「ロッパ日記代わり 手当り次第」

著者:  古川緑波
出版社:  河出書房新社
サイズ:  単行本(ソフトカバー)
発行年:  2015年初版
価格:  1000円
状態・備考:  A

「ロッパ晩年、日記代わりのように綴られた雑誌連載の初単行本化。手当り次第に、食べ物、見たもの聞いたもの、読んだものを歯に衣着せずに記録」(紹介文より) →表紙を拡大


「一階でも二階でもない夜―回送電車II」

著者:  堀江敏幸
出版社:  中央公論新社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2004年初版
価格:  700円
状態・備考:  A

「須賀敦子、北園克衛ら7人のポルトレ、10年ぶりのフランス長期滞在で感じたこと、なにげない日常のなかに見出した秘蹟の数々‥‥長短さまざまな54篇を収録した散文集。評論、小説、エッセイ等の諸領域を横断する“回送電車”第2弾。」(紹介文より)
【目次より】
「静かの海」「此処に井戸水と葡萄酒があるよ」「古書店は驢馬に乗って」「なつやかた」「西瓜の味」「すいようえき」「順送りにもたせて生かしときたい火」「コミさんのバスが消えてしまった」「書き割りのなかへ」‥‥など→表紙を拡大

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「女と冒険」

著者:  萩原葉子
出版社:  読売新聞社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1973年初版
価格:  800円
状態・備考:  B

「大正・昭和の詩壇を席捲した詩人、萩原朔太郎を父に持ち、エッセイストクラブ賞、新潮文学賞、田村俊子賞などに輝く著者が、苦難の人生に立ち向かうたくましい女の生き方を誠実に浮き彫りにした感動の最新エッセー集」(帯より)
【目次より】
「女の不思議さ」「社会時評」「私の人生論」「父・朔太郎のこと」「忘れ得ぬ人々」「私の趣味」「雑感」‥‥など→表紙を拡大

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「オリーブの樹の蔭に―スペイン430日」

著者:  堀田善衛
出版社:  集英社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1980年2刷
価格:  700円
状態・備考:  A

「60歳の誕生日を目前にして、作家は日本を離れ、スペインに居を移す。北スペインの小村、マドリード、そしてグラナダ―人びととのふれあい、旅での見聞、おびただしい読書と思索の日々の中で、作家は、ョーロッパの歴史と現実をリアルに再発見し、遠い日本の狂騒をさらに明らかに見届ける。1977年7月から430日にわたる、刺激的なスペイン滞在日記。」(紹介文より)→表紙を拡大

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「赤い罌粟の花」

著者:  平岡篤頼
出版社:  小沢書店
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2000年初版
価格:  1300円
状態・備考:  A

芥川賞候補にあげられた表題作のほか、夢日記をつづった作品や戦時中を舞台に子どもを主人公にした作品、「ジッドに日記」について書いた(創作ではない)作品など、さまざまなな手法がとられた短篇が収録されている→表紙を拡大

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「花川戸へ」

著者:  樋口修吉
出版社:  中央公論社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1995年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

浅草生まれの高橋伸寿という実在のジャス歌手の生涯を描いた作品。フィクションと現実の境が曖昧になるような、不思議な瞬間はないけれど、戦前から戦後のジャズブームの頃、そして平成になるまでの長い期間を、関係者の話も交えていねいに語っている→表紙を拡大

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「片乞い紀行」

著者:  古山高麗雄
出版社:  文藝春秋
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1975年初版
価格:  700円
状態・備考:  B/背ヤケ

「旅、唄、そして妻。ひとり娘は嫁にゆく。だから、とにかく旅に出たかったのだ。感傷ぎらいの感傷家。旅とは、しょせん、蒸発ごっこか。唄うときは、ひくくつぶやく、正真正銘の中年の詩」(帯より)
【目次より】
「せんべいと鹿と大仏」「中屋のおかあさん」「わが青春の浅草」「輸送船が出た港」「オホーツクを見た」「沖縄ふたたび」‥‥など →表紙を拡大

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「森茉莉かぶれ」

著者:  早川茉莉
出版社:  筑摩書房
サイズ:  単行本(ソフトカバー)
発行年:  2007年初版
価格:  900円
状態・備考:  A

12歳の時に作家“森茉莉”に出会い、憧れ続けついに「茉莉」という名前を自分で名乗るほどになった著者が、手紙魔だった森茉莉に宛ててつづった48通のラブレター
【目次より】
「春の章 京都・銀月アパートメントからの手紙(あなたを辿るための舞台装置/七色の虹の輝きを部屋に鏤める‥‥など)」「夏の章 カフェからの手紙(好きな本や手紙はカフェで読む/森茉莉時間が過ごせるカフェで‥‥など)」「秋の章 巴里からの手紙(パッパに似た人/毎日が日曜日‥‥など)」「冬の章 東京からの手紙(長い長い幸福な時代/東京が好き―あなたの浅草‥‥など)」→表紙を拡大


「象が踏んでも 回送電車IV」

著者:  堀江敏幸
出版社:  中央公論社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2011年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

「正月にうごめきだす身体感覚、バスで出会った小さな画伯、微笑を誘う大学生たちとの日常―一日一日を「緊張感のあるぼんやり」のなかで過ごしてみると、なじみのある本や人々が見知らぬ顔をする。ふいに起こる生活の地殻変動を繊細につづった散文45篇、そして初の長篇詩。耳の奥で行き交う「回送電車」シリーズ第4弾」(紹介文より)
【目次より】
「象が踏んでも」「黒飴の瞳」「おなじ名を三つ背負って」「釣り針のような言葉」「真夜中の庭に、ひとつの助詞を」「純粋状態の白熊 シモーヌ・ヴェーユの『カイエ』から」「仮設避暑地の陽光」「疲れのかたち」「一二六歩あるいて右」「途切れたままの雰囲気を保つこと」‥‥など→表紙を拡大

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「バン・マリーへの手紙」

著者:  堀江敏幸
出版社:  岩波書店
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2007年初版
価格:  1000円
状態・備考:  A

「ユセンにしないと出てこない味なのよ、と先生は言うのであった。直接火にかけないことで逆に奥深くまで火を通しうる「湯煎」のようにゆっくりと、彼方に過ぎ去った思い出や、浮いては沈む想念をやわらかな筆捌きでつづる最新散文集」(紹介文より)「牛乳は噛んで飲むものである」「五千年後の健康飲料」「火事と沈黙」「最小の三分の一を排棄すること」「煉瓦工場の退屈」「運河について」「束ねた柱」「ペンキ屋さんには氣がつかなかつた」「悪魔のトリル」「落下物について」「ふたりのプイヨン」「崩れを押しとどめること」「キリンの首に櫛を当てる」「挟むための剣術」「ニューファンドランド島へ!」「魔女のことば」‥‥など→表紙を拡大

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「春のてまり」

著者:  福原麟太郎
出版社:  三月書房
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1974年再版
価格:  1000円 [Sold Out]
状態・備考:  A

狂言や能について、読書について、そしてシェイクスピアを中心とした演劇についての三部で構成された随筆集。→表紙を拡大

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「あなたはわたし」

著者:  富士正晴
出版社:  未来社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1964年初版
価格:  800円
状態・備考:  B

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「未見坂」

著者:  堀江敏幸
出版社:  新潮社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2008年2刷
価格:  700円
状態・備考:  A

「谷崎賞受賞作『雪沼とその周辺』に連なる待望の最新短篇小説集。父が去ったあとの母と子の暮らし、プリンを焼きながら思い出すやさしかった義父のこと、あずけられた祖母の家で、あたりを薄く照らしていた小さな電球、子ども時代から三十数年、兄妹のように年を重ねてきた男女の、近いとも遠いとも計りかねる距離。惑いと諦観にゆれる人々の心を静謐な筆致で描き出す、名手による九の短篇」(帯より)→表紙を拡大

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「落第免状」

著者:  藤枝静男
出版社:  講談社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1968年初版
価格:  1400円
状態・備考:  A/函背ヤケあり

藤枝静男の初の随筆集
【目次より】
「志賀直哉・小林秀雄両氏との初対面」「奈良の夏休み」「志賀氏の油絵」「瀧井孝作氏のこと」「尾崎一雄氏との初対面」「古本屋ケメトス」「書きはじめた頃」「異郷の友」「泥棒三題」「明治村」「実作者と鑑賞者」「日曜小説家」「『ゲルニカ』を見て感あり」「好きな絵」「あやふやな思い出」‥‥など→表紙を拡大

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「小感軽談」

著者:  藤枝静男
出版社:  筑摩書房
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1975年初版
価格:  1000円
状態・備考:  B

「すぐれた文章家である著者の、仏像とのめぐりあい、旅で見た山河、師友との交流などをおさめる随筆集」(帯より)
【目次より】
「美濃の窯址」「偽仏真仏」「フランクフルトのルクレツィア」「セザンヌの色彩」「薬師寺東院聖観音」「道具屋の親爺」「北欧の風物など」「ガンジス河・ヒマラヤ」「インドの弥生壺」「読書と創作」「虚子のレコード」「志賀直哉紀行」「志賀氏と油絵」「瀧井孝作『俳人仲間』」「永井龍男『雑談衣食住』」「網野菊『雲晴れ』」「広津桃子『父・広津和郎』」「江藤淳『批評家の気儘な散歩』」「阿部昭『無縁の生活』」‥‥など→表紙を拡大

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「パリふたたび」

著者:  平岡篤頼
出版社:  小沢書店
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1973年初版
価格:  1000円
状態・備考:  B

【目次より】
「再びまみえるパリ1」「錯覚としての自由」「モンマルトルの夜」「忘れ得ぬ顔」「キャッフェの人間学」「オランダ・ドイツの旅」「また会う日まで」「踊るアメリカ」「ヴァンセンヌのこと」‥‥など→表紙を拡大

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