「燃焼のための習作」

著者:  堀江敏幸
出版社:  講談社
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  2012年初版
価格:  800円
状態・備考:  A

運河沿いに建つ雑居ビルの一室で探偵のようななんでも屋の主人公とその助手、そして依頼人の3人による会話だけで話が進み、過去を手繰るうちに探偵と依頼人の過去の接点が明らかになったりしつつも、そしてそれぞれが勝手に思ついたことを話すので、横道に逸れたり、飛んでしまったりする。その一方でお腹の調子が悪い依頼人を看病(というほどでもないか)したり、お腹がすいた助手がご飯を作り始めたりと行動のほうも、何か結末に向かって進んでいくわけでもなく、永遠に続くかのような錯覚に陥ってしまうようなそんな不思議な感覚の堀江敏幸らしい小説 →表紙を拡大

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