「むにゃむにゃ童子」

著者:  山口瞳
出版社:  角川書店
サイズ:  単行本(ハードカバー)
発行年:  1976年初版
価格:  700円
状態・備考:  B

「― 私の女房は機嫌のわるいときに歌を歌う。もっと機嫌のわるいときは、くちのなかで『むにゃむにゃ童子』と唱える。これが、いちばん辛い。『パパが悪いんだからね』女房が言う。私のすすめで、女房は二度の堕胎をし、生まれることのなかった子供に、私の知らない戒名をつけていた。平穏な日々によみがえる、むかしの苦しい思い出。現在と過去の交錯のうちに、日常心理の微妙な明暗を鮮やかにとらえ、明るさの底に生きることの苦渋と哀しみをにじませた、秀作9篇。」(紹介文より)
【目次より】
】「むにゃむにゃ童子」「ある時」「反対」「身延(みのぶ)」「仲人記(ちゅうにんき)」「この町」「貧乏遺伝説」「野球」「自画像」→表紙を拡大

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