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■日々の雑記 −2003年−
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「アレキサンダー・ロドチェンコ写真集」
この写真集のシリーズは、少し小さいけれど値段も手頃だし取り上げられている写真家もおさえておきたいというラインナップなので、私にとっては定番になりつつあります。この本は、日曜日に西荻の音羽館で購入。このほかにもブラッサイとかウィリアム・クラインなど何冊かあったけれどそれは次回ということで。

音羽館はそれほど広いお店ではないけれど、写真集やアート関係の本も、文芸関係の本も充実しているというお気に入りの古本屋さん。ここによると必ず一冊は何か買って帰ってます。

さてアレキサンダー・ロドチェンコは20世紀初めにロシアで活動した構成主義の前衛作家。写真だけでなくポスターやインテリアデザイン、舞台装置等を手掛けています。ここに収録されている写真も構成主義という言葉がよくわかるフレームの切り方をしたものが多く、そこに写された被写体はどこか人間的な暖かさが薄く、機械的でもあります。
でもここまで潔く画面のレイアウト(というかまさに構成)を追求した写真もめずらしい。
2003.5.25

「ヨオロツパの世紀末」−吉田健一−
一応ここは「本に関する忘備録」というテーマで、買った本や読んだ本について日記風に書いていければいいな、と思ってます。

吉田健一は最近一番お気に入りの作家。旅行用にネットで3册まとめて文庫本を買ったつもりだっだのけれど、ちゃんと見て買わなかったせいで一冊だけ単行本が届いてしまいました。これは、雑誌「ユリイカ」に1969年7月から1970年6月のあいだ、連載されたものをまとめたもので1970年に刊行された本です。
もともと読みやすいとは言えない吉田健一の文章に加えて、文語体&旧仮名遣いが使われていたりして、電車の中で読んでいても全然内容が頭に入ってこなくて、ちょっと迷いましたが読むのを断念。昔は買った本はなんとしてでも、ちゃんと理解できなくてもとりあえず最後まで読んでいましたが、ここ何年かそういうこともなくなってしまい、「読み通せないのは私にとって読む必要のないもの」と勝手に決め込んであきらめてしまうようになってます。

でもこの本は岩波文庫で出ている(た?)らしいので、そちらの方を読むことにしたい。文庫なら旧仮名遣いが直されているしね。こういう本を普通に読めるようになりたいともちょっと思いますが・・・・。なんて初めからこんなことでいいのでしょうか?
2003.5.21

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