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■日々の雑記 −2003年−
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「Departure」
金曜日は寄り道デイ、ということでパルコやユニオン、レコファン、ブックファーストなど渋谷をうろうろ。
7月に下北でレコード回しがあるのでそろそろロックステディばかり聴いてないで、ラウンジっぽいものを、と思ってサントラ、イージーリスニング、ジャズといったコーナーを回ってみるも、久しぶりだからと期待していたほど良さそうなレコードが見つからず、ちょっと不満のまま帰宅しました。

パルコのデルフォニックスで買った「Departure」は3月にここでエアライン・グラフィックス展をやっていたときに見つけて買おうと思っているうちに品切れになっていた本。そういえば代官山のほうも行ったっけ。

こんな本を見ていると、この間旅行に行ったばかりということもあってまたどこかに行きたくなるなぁ。
2003.6.20

「コルシカ書店の仲間たち」−須賀敦子−
須賀敦子のエッセイはアントニオ・タブツキの本に夢中になっていた頃からずっと読んでみたかったのだけど、書評などで「凛とした詩情溢れる文章が紡ぎ出す」とか「作者が熟成させた言葉の優雅な果実を、いまは心ゆくまで享受したい」なんていう文章を見てしまうと、どうも気恥ずかしいような気がしてなかなか手が出せないままになってしまってました。

1950年代〜60年代にかけて作者がイタリア留学中に、コルシア・デイ・セルヴィ書店という本屋・出版社で出会った人々を30年後に描いたこの本は、やはりどこかノスタルジックで「あの頃は良かったね」的な雰囲気は免れないけれど、30年経ったことで逆にそれぞれの生き方や性格、考え方などが客観的に書かれてもいて、そこがこの本を救いになっていると言えるかもしれません。

2003.6.19

「池波正太郎の世界」−太陽編集部 編−
昼過ぎから自転車で西荻へ。まずは5月の終わりからサパナでやっている北尾堂BOOK CAFE。今年で3回目、一回目はは夏真っ盛りの頃から秋の初めまでだったが、年々時期が早くなってきて今年は5月31日から6月29日まで。ここで本を片手にコーヒーを飲みながらトロさんの話を盗み聞きしたりする。出ている本がちょっと片寄っているで見るだけ(すみません)。細野晴臣の本がいくつかあって欲しかったけれど高かったので(どれも5000円くらい)断念。

そのまま音羽館→ハートランドと立ち寄り、ニューバリーカフェでお茶し、がちまいやでクッキーを買い、夢幻書房でこの本を買った。前からいつか買おうと思っていたけれど、太陽での特集や自身の著作とかなりかぶっていたので古本で出るまでまっていた。この本を読んで、またいろいろなところに行ったり、作ったりしてみようかな。

ほんとはもうちょっと行きたいところもあったけれど、雨が本格的になりそうだったので帰宅。それにしてもじめじめした一日でした。(今年はじめての真夏日。でも曇りのち雨ですよ)
2003.6.14

「Ryohei Yanagihara」−柳原良平−
最近出たばかりの柳原良平のアンクルトリスを中心とした画集。誕生日のプレゼントとして友達からもらいました。ありがとうございました。

木の人形やフィギュアもいいけれど(といってもどちらももっていませんが‥‥)やっぱり本音としてはこれを待ってたのよ。2次元だからこそのアンクルトリスの魅力がどのページにもつまってます。それから柳原良平の本って「洋酒天国」とか船の本・雑誌シリーズ、「しょうぼうてい、しゅつどうせよ」といった絵本などいっぱいあるけれど、こういう絵のみの画集って意外となかったんですよ。

今夜はこの画集をめくりながらウィスキーでも傾けたい気分。(なんて言ってもうちにはウィスキーなんてないので、いつもどおりコーヒーカップ片手にこれを書いてます)
2003.6.13

・北欧で買った本4/ムーミンの本
北欧に行ったら1冊はムーミンの本を買わなくちゃね、ということで、前にパルコブックセンターで見たときから欲しかったものをヘルシンキにあるアルヴァー・アールトが設計を手がけたという大きな本屋で購入。

ここは2階にカフェもあってもちろん私も昼食を食べました。ここの店員に限らずフィンランドの人(特に女性)は、英語も分からない私たちのような東洋人にやさしい!

さてムーミンの本はいくつもあったけれどアニメの絵をそのまま使っている本はやはり大人の私にはちょっとつらい。原画の北欧の寒い、暗い感じが出ているもののほうにひかれてしまいます。そういった意味でこの本の絵はその2つの中間といったタッチといえるかな。
2003.6.12

・北欧で買った本3/「Din Egen Songdog」
こちらはコペンハーゲンの子供向けの本専門店で購入。小さなきれいなお店で、若い女の人でやっているらしい(単なる想像)。本を見ていたらいろいろ話しかけてきたり、コーヒーをいれてくれたりしてくれた。

表紙に150曲収録とあるように童謡の歌本なのですが、なんの曲なのかさっぱりわかりません。それよりも楽譜に添えられた(多分曲の内容にあわせているのだと思う)布の切り絵がかわいい。ちなみにここに掲載されている曲を集めたCDやカセットテープの出ています。ギターとウクレレのコード表付き。
2003.6.12

・北欧で買った本2/「Poncho」−Mike & Hubuc−
昨日書いた「Pussi」とこの本はコペンハーゲンのコミック専門店で購入した。スヌーピーシリーズから劇画タッチのもの、「ドラゴン・ボール」など狭い店内にかなり大量のコミクやシンプソンズのフィギュア、キーホルダーなどが置いてあった。そこから少し離れたところにも同じ名前のお店があって、「おぉー」という感じで入ってみたのだがそちらはマンガにでてくる銃や刀などがあって(もちろん等身大?)、中では革ジャンを着たごつい男が大きな斧をもって歩いていてちょっと怖かった。

このコミックについては、昔何かの雑誌で見たことがあるような気がするけれど、ぜんぜん知らない。ただオレンジ色の表紙と主人公のとぼけた絵が気に入った。しかもその後ろでは家らしきものが爆発しているし‥‥。
主人公はどうやら強盗団の一味で、そのためにさまざまな建物を爆破していくというもの。パラパラとページをめくって絵を見ているだけでちゃんと読んでいないので何のために彼らが動いているのかよくわかりません。
2003.6.11

・北欧で買った本1/「Pussi」−Peyo−
「スマーフ」のシリーズでお馴染み(?)のPeyoのコミック。「スマーフ」に出てくる猫に似た猫とその飼い主の男の子が主人公で、ショートコントが収録されている。1ページに1〜2つくらいの短さで4コマではないけれどそれに近い形式。もちろん文章を読めないけれど、絵を見ているだけで充分内容がわかります。

ただオチとしてはかなり単純なもので、所詮、猫と子供の他愛のないやりとりという感じです(大人もでてくるが)。でも絵が可愛いので、そんな他愛のなさも許せます。というか絵と話があっていると思う。
2003.6.9

・旅行に持っていった本
6月の第一週目に会社を休んでデンマーク、スウェーデン、フィンランドに行ってきました。3カ国回ったので飛行機や船、電車の中などでたくさん本が読めると思ってゆっくり読めてしまも何回読んでもいいような本を、と思っていたのですが、結局これというものが思い浮かばなかったのと探す暇がなかったということで吉田健一の本を3冊持って行きました。実際は長い移動中は爆睡してしまい、2冊しか読めず、でしたが‥‥

「新編 酒にに呑まれた頭」は、タイトルどおり酒に関する随筆をまとめたもの。2冊目の本と言うことだが、文体は吉田健一らしさがあまりなく読みやすい。内容はいつものとおり。
「怪奇な話」はフィクション。幽霊や魔法使い、お化けなどの現実離れした話の中に、随筆のような語りが交じっていて不思議な雰囲気を醸し出している。最後の「舌鼓ところどころ」は、長崎や大阪、金沢といった地方の美味しいものを紹介した文章と「胃の話」、「駅弁の旨さに就て」など食べ物全般についての文章が収録されています。
2003.6.8

「青山二郎全文集(上)」−青山二郎−
吉田健一を諦めて今読んでいるのはこの本。前から講談社から出ている「鎌倉文士骨董奇譚」は読んでみたいと思っていたのですが、きっかけがなくそのままになっていました。でもいつのまにかこんな全文集が出ているなんて。

もちろんわたしは骨董とか美術などの知識はないし、青山二郎の師匠と言われても白州正子にもあまり興味がないので、実際のところ理解できない部分が多いし、文章自体もこれはほめているのか、けなしているのか、よく分からなかったりするところもあります。

でも何年かおきに読見返したら新たな発見がありそうなので、無理をせずに大切に読んでいきたいですね。ついでに白州正子も読んでみようかな。(白州正子が吉田健一について書いた文章を読んでみたい。)
2003.5.27

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